今月はあのベストカップル復縁!など。


試合の続く合宿場に近付く2人の影…そう、四天宝寺の一氏と財前です。やっぱり出してくれたか…!!この2人、普通に落選したものかと思いきや財前の口から意外な言葉が。そんな理由で断ったのか…。
ユウジがここまでやって来たのは小春の浮気調査(!?)のためでした。本当に一途だね…。一方、当の小春本人はコンビを組んだ石田銀師範との対決。強力な波動球を相手に小春はIQ200の知能を駆使し応戦の構え。この試合、どうなるかと思いきや…

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波動球で吹っ飛ばされた小春が場外のユウジの元に激突 という凄まじいオチ。
すげー…すげーよ許斐先生。もし、もしもユウジがメンバーに選ばれていたら小春とユウジがコンビを組んでいたことは必至。そうなると、必ず2人は引き離されることになるわけですが…これで2人は晴れて一緒なわけですね。ここまでを描く予定で最初に2人を引き離していたのかと思うと脱帽です。倒れても尚、手と手を合わせている2人が素晴らしすぎます。…まあ、小春が吹っ飛ばされた原因は桃城の声に反応して色目を使ってたからなんですけどね…知らぬが花よ。ていうか、冷静に見て財前の「なんや人飛んでますわ…」という台詞も静かにどうかしてますよね。もっと驚いてもいいところだ…。


さて、他の試合を見てみるその前に。


…乾…。
包帯全巻きの姿のまま旧テニプリが終了し、「新」でこそ汚名を晴らすことができるか注目だった乾はあまりにも切ないことに。ほんまに許斐先生は爽やかドSやでえ…!
さらに可哀想な人がもう一人。リョーマの対戦相手の予定となっていた地味な人です。…ここまで名前を隠され続けておいて、リョーマが姿を見せないために2コマで出番終了。ブワッ…。後姿に哀愁漂いすぎて涙が止まりません。ていうか、なんで彼とリョーマがコンビを組んだんだろう。気になる…。


亜久津とタカさんの試合は試合中の描写こそありませんでしたが試合後の会話が良いです。ていうか、いつの間に海外行ってたんですか…。
柳と赤也の対決は前回の手塚・海堂、跡部・日吉組に続く先輩から後輩への想いを乗せた試合となりました。立海は部長の代わりに柳がこのポジションを任されたという感じですかね。手塚や跡部とは違った形ですが、この決断もまた後輩に対する真摯な想いの表れと言えるのではないでしょうか。
少し気になったのは、赤也の心中です。「アンタ達3人の化物を倒して立海のNo.1になるときめたんすよ」という台詞には嘘はないと思います。が、柳とコンビを組んだときの赤也はこうでした。
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…この時の赤也が、コンビを組んだ相手と戦うことを予想していたとは考えられません。このときの表情と言葉もまた、嘘ではないと思うのです。柳と闘うにあたって、絶対に倒したいという気持ちと共に多少の複雑な想いもあったのではないかなと…妄想に過ぎないかもしれませんが、そんなことを考えてしまいました。

 

さて、姿をくらましたリョーマ、そして金太郎はどこに行ったかというと…鬼・徳川の高校生2人に遭遇。一触即発寸前です。「闘志に逆らえるほど年じゃない―!!!」というアオリがいまいち意味不明ですが(ダジャレ?)これはまた気になる展開です。特に金太郎はリョーマのライバルになるのかと思いきや前作ではかませに終わっていたので活躍が見たいところです。



前号感想
『新テニスの王子様』Golden age10 部長の選択(前編)/ Golden age11 部長の選択(後編)
過去・関連エントリ
まだわたし達は許斐先生の本気を見ていなかった…! 『新テニスの王子様』1巻
許斐剛先生のデビューCDを買ってきたよ!あとみんなSCRIPTを聴けばいいよ!