『まじもじるるも』渡辺航/月刊少年シリウス 2009年11月号より
ツンデレ魔女ハルリリ再び―!
4巻発売に合わせて?るるもの昔馴染みの魔女・ハルリリが再登場。本人が居ない間もなんやかんやと間接的にトラブルを起こしているハルリリですが、今回は「バカンス」と称してシバ宅に宿泊することに。散々迷惑かけられてるはずなのに本人を前にするとでれでれなアホタことシバ。一方るるもは…。


初登場時は心のうちがわからず単なるいじわる娘に見えたハルリリですが、今回のお話はハルリリ視点。長年の付き合いでるるもの性格はわかりきっているはずなのに、自分が来たことを素直に喜ぶるるもを妄想で超特急気味なハルリリ。…るるものこと大好きじゃないか!か!渡辺先生作品には珍しい百合っ気キャラかもしれません。普通は「一緒に寝ていい?」までは妄想しないぞ!(笑)

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登場時の表情からも、もう既に「るるもに会えてうれしい」が滲み出ちゃっている気がします。


そんなハルリリの期待も虚しく、当のるるもは学校が休みの間もバイト三昧…しかしことごとくクビに。芸術的なまでのドジっぷりに意外と自覚ナシのるるも。シバがいないためハルリリが突っ込みも頑張ります。それでも不屈の労働意欲で次から次へとバイト巡りをするるるもでした。この精神だけは評価したいものですが、魔界でも万年落ちこぼれな理由はわかった気も…。


そんな最中にほろっと溢れたるるもの本音にハルリリは苦悩することになります。ハルリリは当然、本音ではるるもが大好きなわけで、るるもが一人前の魔女になり魔界へもどってくることを望んでいます。るるもが「魔女に戻ったらやりたいと思っていること」は、るるもが魔女になる絶対条件を達成してしまうと決して叶えられない願い。悩むハルリリの側で、動きを見せたのは…。


急展開の予感のまま、来月に続きます。このままるるもは真実を知ってしまうのでしょうか。知ってしまったとしても、知ったことをシバに知られるか知られないかで2人の距離感は変わってくるかもしれません。1ヶ月ドキドキです。
…シリアスな場面なのでツッコミづらいけど、ハルリリの髪ほどいたら凄いな!


前号感想
『まじもじるるも』呪文その25 おばあちゃんへの贈り物

過去エントリ
まじもじるるも/渡辺航 1巻 - 漫画脳
子魔女は空よりやさしいパンツの夢を見るか? まじもじるるも 2巻/渡辺航 - 漫画脳
輪は広がり、愛される子魔女 『まじもじるるも』3巻 - 漫画脳
ほんわか、ちょっぴりせつない、あとるるもかわいい。 『まじもじるるも』4巻

『まじもじるるも』4巻発売記念サイン会に行ってきました!なぜかレポまんがを描いてしまいました!