『ねこむすめ道草日記』いけ/コミックリュウ連載中
今日も道草道草、ほのぼのほんわか&どこか懐かしい黒菜さんたちの日常です。表紙と裏表紙で一枚絵になっていて賑やかでいいですねえ。
それにしても狛犬姉弟と黒菜はすっかり仲良し。喧嘩するほどってやつですね。妖退治(?)に向かおうとするとき、黒菜たちに来るなというのではなく「リーダーはあたしだ!!」と主張する独楽お姉ちゃんが可愛いったらないったら。この主張の時点で同じレベルだということに本人は気が付いていないんだろうなあ。可愛いなあ。こうしてると妖怪も普通の子ども達みたいなもんです。
それなりに敵キャラっぽいのも登場するんですが、心底悪いキャラがいないところも安心して読んでいられる点です。3巻では独楽おねえちゃんの過去の心の傷が示唆される描写がありますが、今は帰れる場所があるのでほっとできます。
黒菜にしても、狛犬姉弟にしても。考えてみたら、「道草」ができるのは「帰れる場所」があるからこそですね。
それにしても宮司様が格好良い。ほんとに格好良い。ばあちゃんも素敵なのです。大人の包容力との対比は無邪気なものをより無邪気に見せてくれます。
黒菜の道草もあちこち飛んでって、ついに大輝たちの通う学校の中へ。いやぁ…恋してる乙女は妖怪よりもおっかないっすね。千夏ちゃんの暴れっぷりは黒菜以上な気が…wしかし、ラストは急展開の予感?まさか「続く」で終わるとは。
相変わらず牧歌的な雰囲気の中に所々散りばめられているエロティシズムも素敵です。眼福。こうやって彼女たちが無防備でいられる平和さこそ幸せですよ。
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