『フダンシズム-腐男子主義-』もりしげ/ヤングガンガン 2009 NO.23より
前回に引き続き冬コマを探索中のアマネたんたち。ネジ擬人化同人ゲーム『はめあい』のスペースを回った後も、アマネたんともこさんは色々なスペースを回っていた様子。
今までアマネ=数に叩き込まれてきたのは同人の中でも主に腐女子の世界。しかし今回は現場を回って、自分が元々好きな殺陣の研究同人誌などを発見できご機嫌です。殺陣研究を見ての
「これはよく研究してあるなあ… 素晴らしいや!!」
という台詞は完全にアマネとしてではなく、数としての感嘆の言葉だったと思います。同人やBLを面白おかしく伝えるメディアは増えていますが、こういった「醍醐味」がきちんと描かれているのがフダンシズムの良いところです。
いつの間にやら松本部長も清川兄の切手講釈に夢中です。結構素直ですね!清川兄弟×松本部長でいいような気がしてきた。
さて、のぞみん・東峰さん・六徳さんと合流したアマネたんは当然の如くコスプレをせがまれて更衣室に向かうことに。ここでアマネは「男子更衣室を利用していた」という事実が明らかになります。…そういえばそれは問題だった。気にしていませんでした…。そして、そこで出逢った女装レイヤーさんたちから勇気を貰っていたことも。コスプレだけに限らず、異端が異端でなくなる・同士がいるという場所がコマケ(コミケ)なんですよねえ。
そして六徳さんの言うとおりやっぱりアマネたんのウズメコスは至高。胸をまさぐられるアマネたんがエロすぎます…。
アマネ・のぞみん主導で作ったてんみこ本も無事完成していました。ただし、今回は売り物ではなくて身内だけに配布するコピー本。それでもきっとこうして初めて形にした本は大切な宝物になることでしょう。
しかし「いつまでもみんなとこんな時間を続けられたらいいのになあ―」はフラグにしか見えてこない不思議…。ちょっとこの感じは花右京やこいこい7を思い出してしまう。
その不安を象徴するかのような新キャラも登場。彼女の存在がこれからアマネたちにどう関わっていくかが注目どころでしょうか。ビジュアルも雰囲気も今までのもりしげ先生作品にあまりいなかったタイプでドキドキします。ていうかおっぱいがおおきい…。
次号は休載ですが、25日には待望の5巻が発売になりますし来月は烈も出るのでもりしげ先生分はたっぷり補充できそう。
楽しみです。
あ…『学徒のベクトル』のレビューお休みしていますが…書き途中で誤って消してしまって心が折れてしまっていました…。次号分で書くか、このまま単行本を待つかは今のところ未定です。
前号感想 漫画脳:『フダンシズム-腐男子主義-』ism.41 目指せ!冬コマ!!
過去エントリ
「ぎこちなさ」の真骨頂 腐男子主義-フダンシズム-2巻/もりしげ - 漫画脳
オタクイベントにおける多面性 フダンシズム-腐男子主義- 3巻 - 漫画脳
たった一本の折れないフラグ 『フダンシズム-腐男子主義-』4巻 - 漫画脳
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