『まじもじるるも』渡辺航/月刊少年シリウス2010年1月号より
月に一度のおたのしみ、るるもかわいいのお時間です。今月もるるもかわいいよるるも!そして井上かわいいよ井上!!


みんなで行ったプールの帰り道の回想から。チロがシャチを気に入ってそのまま持って帰ろうとするのがかわゆすぎる…。
ミミは強引にもるるもにチケットの真実を伝えようとしましたが、ハルリリはというとるるもの意志を確かめただけで何も言いませんでした。いつも素直じゃないハルリリだけど、辛い真実を知りつつもそれは告げずにそっとるるもを抱きしめて応援する姿にじぃんとしました。本当にハルリリはるるものことが大切なんですよね…。


そんなしんみりしたお別れの後ですが、やっぱりハルリリの置いていったアイテムはトラブルの元になります。
今回ハルリリが残していったアイテムは「不幸のメガネ」です。某鏡音リンちゃんの「のろいのめがね」を思い出してしまう…。かけた人は思いっきり不幸な目にあいまくるという実に単純明快ながら超厄介なアイテムです。そして、かけた本人には外せません。誤ってかけてしまったるるもも、苦手なカエルがキッチンのオーブンからもりだくさん現れるという災難に合い寝込んでしまいます。その魔力はさすがハルリリが置いていっただけあって、強力です。


そこでメガネといえば!と、柴木家に吸い寄せられるように(?)井上が訪れます。おみやげのカステラを持ってやってきた井上ですがお気に入りのスカート装備で毒を吐きながらもまんざらでもないようす。まったくどこへ出しても恥ずかしくない完璧な優等生委員長&ツンデレキャラです。
そんな井上がひょんなことで不幸のメガネをかけてしまったから一大事。突然の不幸の波に驚き飛び出してしまった井上ですが、彼女は一般人。るるもも気絶していますし、このままでは強力な不幸の魔法に見舞われてかなり危ない状況になってしまいます。追いかけていくシバですが、ピンチを見越してとる行動がすべて井上が勘違いするもとになっていしまいます。井上はシバに厳しくしつつも、心の底で「コイツだけは自分のことを女の子としてみてくれている」という思いがあったためショックを受けます。その誤解をとくためにシバが叫んだ言葉、それは…。


「井上澄子オレはいつでもおめーをガチで女子だと思ってるぜ!!それを証拠に―」
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「オレは今水で透けたピンクのブラを見て得をしたと思っている!!」
バカだ!!
ほかに言いようがなかったものでしょうか…シバ…でもよく言った。こんな台詞なのに「熱い・・・!」と思ってしまうのは…何故なんだぜ?
当然井上には怒られますが、その後結果的には誤解はとけてめでたし…?とはいきませんね。きみは本当にばかだなあ。


とにかく今回は井上が可愛すぎます。ここまできて、やっと井上メインの回がきて感激。もったいぶりますなあ!前回でミミ…始めて女子に告白されたシバですが…井上は明らかにシバのことを意識してるわけで。こうやって見るとなんというリア充ってことになりますよこれ。ちくしょうシバめ!…モテないというより、シバ自身の鈍感&無神経ぶりにも問題があるんだろうな~という気がしてきます。まあそれでこそのシバといえばそうなんですけれども。
前回はミミ、今回は井上とメインに意外なキャラが続いてますが、必ずるるものかわいいところをお話に詰め込んでくれるところも素晴らしいです!メガネるるもかわいいよう!ひさびさに黒ママも見られておなかいっぱいです。



アマゾンのるるもページで紹介動画が見られます!(今気付いた
アニメーションするわけじゃないけど妙に興奮します。むふぅ。説明はあんまりすぎるけどw


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漫画脳:『まじもじるるも』呪文その27 プールと使い魔とゴーレムと

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