『ナナとカオル』甘詰留太/ヤングアニマル連載中
毎回がクライマックスなSMラブコメ、『ナナとカオル』4巻です。SM分だけでなくてナナとカオルの距離感にニヤニヤニタニタしまくりです。
どんどんとエスカレートしていくプレイ内容に反して、お互いが好きとかそんなわけないとか自分の気持ちがばれたら困るとか、そういう初々しすぎる次元でヤキモキしてるのが可愛くてしょうがないです。2人とも!勉強を教えに来たナナにドギマギしまくるカオルとか、枕抱えて悶絶するナナとか…信じらんないくらい純情で、一粒(作品)で二度(二通り)美味しいです。
SMショップ店長の橘さんという強力な味方?も得て、次々とニューアイテムも導入。開口器つけて舌弄りは凄まじくエロい…
と思っていたらさらにオチでやられました。条件反射のエロス。
4巻最大の見せ場はやはりお尻スパンキングですね。これは今までとは違った葛藤もあって精神的にもかなり高揚したやり取りで見ごたえあります。
カオルが楽しみで一通り舞い上がった後にナナに対する思いやりで自己嫌悪に捕われる場面が最高でした。結局のところ、ナナもカオルもSMが好きとか気持ち良い以前にお互いのことが好きっていうのがビシビシ伝わってきます。だからいいんだよなあ。
自らも痛みを受け入れるやり方を選んだカオル、その手から伝わってくる快楽を飛び越えた真摯な刺激はナナの心にまで響き…いつの間にかエロイとか感じるどころではなく涙ぐんでしまいました。こんなところで泣けるなんて予想外だったなあ…。痛みと言葉でナナをここまで責め立てられるのは、ナナのことをいちばん知っているカオルだけなんですよね。きっとカオル自身も思っている以上に、それはナナの深いところをえぐっていて。圧巻…。
心の奥底まで容赦なく踏み込んでいくようで益々追い詰められていく2人に魅せられっぱなし。このエロスはやっぱり実際読んでいただくほかないかも…。ちょっと他にはないですね。
過去エントリ
禁断のエロスとニヤニヤが混ざり合う匠の技 『ナナとカオル』1-2巻 - 漫画脳
漫画脳:エロスが止まらないのに胸キュンもありだと! 『ナナとカオル』3巻(甘詰留太)
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