『まじもじるるも』渡辺航/月刊少年シリウス7月号より
シリウス5周年、ということで今月はプレゼントでるるもの抱き枕が!くれ!!
そんなことを思いながら今月のるるもです。


前回、凄まじい魔力をもって”夜廻蟲”を退治したるるもですが、修行魔の身でありながら多くの魔法を使ったことに対しては魔界からの処分が下ることになりました。蟲逃がしといてるるもに処分とは魔界管理局てめぇ…チッ…というのがるるもを愛する読者の総意だとは思いますが、ここはハルリリのはからいということで魔法のほうき長期没収ということで事無きを得たようです(るるもはほうきに乗れないからあまり関係ない)。
人間界にその罰を伝えにきたのはハルリリの使い魔・ミミ(人間バージョン)。ミミは前回思いっきりシバに愛の告白(!?)をして帰っていきましたが、今回のその矢鱈と女の子した服装を見ると波乱の予感がありそうで…。
一方シバは以前エロバックルにより破廉恥被害に合わせてしまった女子・保健係の三田さんとおわびデートの約束をとりつけていました。シバがデートの約束だと…!!今までの連敗っぷりを見ているとありえない事態ですが、それが悲劇の幕開けとはシバ自身知る由もなかったのです。


デートに浮かれるシバの元に訪れたミミは自分とのデートの約束と勘違い。一瞬焦るシバも2人の女子を連れて歩くハーレムデートのチャンスと浮かれて深追いしませんでした。やっぱりこいつアホや!(チロ調)
当然の如く幕開けからミミの暗黒面の連続でピンチの三田さん(とシバ)。街中でゴーレム召喚とミミは暴れ放題…三田さんの身体能力の高さにちょっと驚きつつも、シバはミミを連れて逃げ出すのが精一杯です。その後は一応のデートコースに連れ立つミミとシバですが、振り回されっぱなしのシバがデートを満喫できるわけも当然なく…。


しかしふとした瞬間に見えるミミの悪意のなさ。魔界でエリート魔女のハルリリの使い魔としてだけ過ごしてきたミミにとって、コミュニケーションの術がわからないのは当然のことなのかもしれません。そんなミミはちょっぴり気の毒だと思うのですが…やっぱり怖いよ!ヤンデレ、と思ったけどヤンデレとはちょっと違う気もしますね。他の選択肢がないだけというか。


しかしそんな波乱万丈なデートでひとつ変化が…?シバがミミの言葉によって「自分が好きな子」を意識して考え始めます。これは…SNT(スーパーニヤニヤタイム)の予感…!?考えながら歩くシバの横顔に続いてるるもの様子が映し出される終わり方とかニクイですよねイヒヒ。しかしるるもとシバは誰がどう見ても両想いだけれど、ミミはシバが好きでハルリリはるるもが好きだからなあ…え、ハルリリはるるものこと好きでしょ…?


ヒドイ目に合わされた三田さんへの救済措置がなかったところはちと残念。しかし三田さんの特別美少女というわけではない造作の普通可愛さは異常。人間も人間以外も変な娘が多いのでwこういうフツーな可愛さの女子に改めてときめいたりします。三田さんへのフォローが今後はいるといいな!


ところで、渡辺先生のブログによると次号のるるもは『弱虫ペダル』との作中コラボがあると…!?気になります。ペダルキャラが登場したりするのかな?今までに渡辺先生作品でスターシステムが採用されたのって『制服ぬいだら♪』のアニ研3人組くらいなはずなのでwこれは楽しみです。


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