『AL』所十三/週刊少年チャンピオン連載中
『ケルベロス』『ハンザスカイ』『シュガーレス』の3作品が週チャン”3stars”として猛プッシュされている今日この頃ですが…同期の『AL』のことも忘れんといて!とっつきにくいかもしれないけど、『AL』だってめちゃくちゃ面白いんだから!
宿敵“牙王”を倒すことを胸に決めつつも、今はその圧倒的な実力差を実感し旅先で出逢ったエド爺、ジャノンと退避するアル。しかし道中で”棘頭”の群れに助けを求められ、そこに集った竜たちと共に“ホシカブト”率いる兜党の群れと闘うことを決意します。
身体が小さいアルや闘いに不向きな竜たちが闘いに勝つには「地の利」を活かした作戦が有効であるとのエド爺の教えを活かし、計画を練ります。恐竜バトルというといかにも身体のぶつかり合いのような、シンプルな肉体バトルを想像しがちですが『AL』ではかなり頭を使った闘いが多いです。小さな者でも、地形や個体の特徴を活かし仲間と力を合わせれば強大な敵と渡り合える。そういったことが化石等で実際に証明されている事実を基盤にして描かれていることも多く、二重の意味で感心させられます。
そして私は『AL』は恐竜の世界が舞台でありながら、実は現在のチャンピオンで1、2を争うほどの王道少年漫画なのではないかと思っています。勇気ある主人公、年齢も姿も多種多様ながら頼もしい仲間たち。そして敵との命を張った闘いから生まれてくるもの…。アルの逞しく、優しき言葉や立ち振舞いに何度心揺さぶられたことか。
勿論アルだけではなく、棘頭の長老の勇姿には特にぐっとくるものを感じました。自分たちの種族の闘い方というものを身を持って示し、その口からは「雄(オトコ)はの…雌(オンナ)・仔竜(コドモ)の前じゃカッコつけにゃあいかんきぃ…」という熱き言葉。漢の中の漢というものを見ました…。
迫力溢れるバトル描写も見ごたえあります。”必殺技”はシリアスと衝撃の間の絶妙なところを突いてきていると思います…w「流星群旋風破!!」は必見モノですよ、本気で!
なかなか手に取られにくいのかなとは思いますが…自分自身も、見た目だけではなかなか手に取らないジャンルだとは思うので。でもこうやって面白い作品に引き合わせてくれるチャンピオンに感謝!!
過去エントリ
漫画脳:本格恐竜バトルにして、王道少年漫画! 『AL』1巻(所十三)
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