先月からIKKIにて連載が始まった道満晴明先生のショートストーリー『ニッケルオデオン』。連載といっても読みきり形式になっていて、第一回となる先月は動物園と少女のちょっぴりせつなく不思議なお話でした。かつて快楽天で描かれていた路線のエロ抜き版、といった感じで捉えていましたが、第二回である今月号の掲載作品はなんとBLものでした。


もっとも、連載前に道満先生ご自身がツイッターで
「快楽天とIKKIの一番の違いは堂々とBL描けることだな」(http://twitter.com/dowmansayman/status/22185675767)
と呟かれており予想は出来ていたのですが、こんなにも早くに来るとは…ディスイズ予想外でした。しかし道満先生が本当にお好きなように描いてるんだな!と思えて、ファンとしては嬉しいばかりです。


私は商業同人創作二次関わらず基本的にBLはほとんど読まないのですが(自分の好みに合ったものがひじょうに探しづらいので)、以前道満先生がブログでアップされていたBLまんががとっても好きだったこともあり、密かに期待しておりました。そして実際に読んでこれがもう、どストライクで!個人的には、肉体的BLより精神的BL(お察しください)が好きなので…ツボ撃ち抜かれましたね。


高校時代の同級生が大人になってからのお話。淡々とした(ここら辺は非常に道満先生らしい)会話の中でジワリと沁み込んでくるような心理戦。そしてとてもせつないラストのはずなのに、それを引き摺らない締め方。極上のラブコメ(敢えてこう称したい)でした。新境地、のはずなのに安心の道満先生イズム。


何より驚いたのはその色気です。
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道満先生の他作品…特にエロ漫画に関しては、男性キャラは無個性系が多い印象(当然そうでないキャラも多いですが、あくまで全体通した印象)なのですが、男同士で描かれるとここまで男性キャラが魅力的に仕上げられるのかと。


まだ二回目だというのに意外な方向性を見られてますます今後に期待してしまいます。いままでの掲載誌では読めなかった新たな道満晴明ワールドが見られて要注目な連載ですよ!それにしてもIKKI…、やってくれるなあ。