全国のべ2000万人の非実在中年ファンの皆様こんにちは。そろそろ2010年ベスト記事には出遅れ感がつきまとう時期となってまいりましたが気にせずやりたいのでやります!!
「このオッサンがかわいい!2011」!!
女の子が可愛いのも若い男の子が可愛いのもいいけれど、オッサンキャラが可愛い漫画は読んでいて幸せになります。なぜならばオッサンがスキダカラー(古い)ということで、私が読んでいて萌えたオッサンキャラを特に意味もなくランキング形式でご紹介致します。参考になるといいな!!(何の?)
第10位 康徳坊(町でうわさの天狗の子/岩本ナオ)
自分の読んでいる少女マンガの数が少ないということもありますが、なかなかいい感じのオッサンには巡りあえない印象。その中でのランクインです。
出番が多いわけでもなく、顔もはっきり描写されませんが(というか天狗ですが)娘の秋姫を溺愛しまくったり、春菜さんにチョコを貰ってはしゃぐ姿は非常に可愛らしいと言えましょう。
第9位 猫谷英助(うさくんの脳みそやわらかい/うさくん)
ゲーム会社「にゃん天堂」の社長。いつも社員の斬新一君が持ってくるろくでもないゲームの試作品を試しては苦悩している、ツッコミ属性のちょっとお気の毒な方です。うさくん先生が描くとハゲのおっさんも可愛いから困るよ。ちょっと個性的な顔の奥様をちゃんと愛していらっしゃるところもステキです。
『マコちゃん絵日記』の多美ちゃんパパもランクインさせたかったのですが”可愛さ”という点ではこちらが上ということで選出しました。しかし、毎度ヒドい目に合っているのにそれでも斬君の話にのせられている辺りピュアすぎるんじゃないでしょうかこのひと。
第8位 豪徳寺波夫(釣り屋ナガレ/竹下けんじろう)
最初は感じの悪い伯父キャラだったのにいつの間にやら萌えキャラ及び脱衣担当。どうしてそうなった…!?カワハギ編は良かったです、本当に。社長室での小躍り&清掃のおじさんとニラメッコの場面は伝説級の破壊力ですが、コンビニおにぎりを剥いて食べる動作の細かい描写も素晴らしかったです。
こういうさりげない動作にこそオッサンの可愛らしさの真髄が表れますね。竹下先生の漫画でははおなごだけでなく男子もオッサンも全力で萌えさせにくるからたまりません。
第7位 直三(スピーディーワンダー/綱本将也+山根章裕)
名字が見つけられなかった…のでどこかでフルネーム出ていたらすみません。この漫画はおっさんも女の子も若い男も馬もかわいいからすごいのです。福王さんもとりまき(?)のおじさんたちも良いキャラなんだよなー。オッサンを描き分けられる漫画は良い漫画です(たぶん)。
直じいはお嬢と血縁じゃないのに親子、もしくはそれ以上に強い絆があるところが素敵です。お嬢に怒られると弱いところも可愛い!仔馬にでれでれしちゃうところも可愛い!
第6位 鬼ヶ島香(極☆漫/横山了一)
表向きはヤクザの組長、しかしその内面は少女漫画家を目指す乙女…これぞギャップ萌え!
ペンネーム「ローズマリー香」の名で少女漫画誌に投稿を続けるものの見た目は(というか実際にも)どう見てもヤクザなので常に周囲には誤解と勘違いが絶えません。それでも健気にデビューを目指す姿をキュートと呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。現実と理想の幅に泣きを見る香ちゃんに少しずつ少女漫画仲間が増えていくのが嬉しかったのですが、連載終了→2巻の報がないということで実に残念です…。
第5位 烏賊川遙(官能小説家烏賊川遙のかなしみ/蒼崎直)
アニメ放映により全国にイカ娘旋風が吹き荒れたわけですが次はイカ川先生に萌えたらいいんじゃなイカ?これは長年組んできた官能画家が亡くなり、その孫である萌え系若手イラストレーターと組むことになった烏賊川先生の苦悩の日々…という物語です。やっていることはポルノでも、ご本人は至って紳士なオジサマなのです。
据え膳食えない生真面目さがもうたまらん!!いやむしろ、「真面目」でなければ作品としてのエロスは生み出せないでしょうね…求道者。素敵。
第4位 馬七馬七(ふうらい姉妹/長崎ライチ)
ばななばしち、と読みます。主人公姉妹の近所に住む画家の先生です。『ふうらい姉妹』はとてもおバカなお姉ちゃんとしっかりしてるけどおバカな妹のほのぼの4コマですが、馬七先生も結構なアレ。画家としてもアレ。
それでもなんとかなるものです。多分かわいいからだろうな、そうだろう。見た目が渋い紳士なのに中身がアレとかズルい。たいへんかわいいです。
第3位 グレイトフル帝都(仁侠姫レイラ/梶研吾+米井さとし)
惜しくも連載終了となったチャンピオンのプロレス漫画よりグレイトフル帝都たんです。たん付けを惜しまないよ。愛くるしいもの。愛くるしいだけでなく、レイラの存在によって呼び起こされるオヤジのプロレス魂にも実に燃えました。
社長でありつつ、現役レスラーでもありつつ、普段はエプロン姿で家事もこなしちゃう万能っぷり。とりあえず帝都たんの握ったおにぎり食べたい。
第2位 山本和(なごみさん/宮本福助)
この漫画もともと気になっていたんですけれど、この企画を思いついたときに「あ、これ読んどかなきゃいけない気がする」と思って購入しました。ビンゴでした。非常におっかない外見だけど甘いものが大好きで愛猫家ななごみさん。その名も「極道珈琲店」という喫茶店のマスターです。
自分の外見が怖いということを知っていて、それをネタにしてるのに洒落にならなくて空回っているあたりも愛おしい。店で自分の居場所がなくなりかけて一人落ち込む姿もべらぼうに可愛かったです。しかしここまで集めて、かわいいおっさんには「猫好き」と「甘いもの好き」が多いなあと思う。
第1位 岩崎幸太郎(響子と父さん/石黒正数)
栄えあるベスト・オッサン・オブジイヤーは『響子と父さん』の父さんこと岩崎幸太郎さんに決定いたしました!!!いや~やはりここは外せませんでした。父さんむちゃくちゃかわいい。どうなってるんだ。
どえらい意地っぱりで大人気ない一方で、その発言には「人の父」でなければ持てない言葉の重みがあります。だけどヌケてるんだ、かわいいんだ!石黒先生の描写の細かさがそのまま父さんの魅力になっていますよね、体型もリアルです。このお腹の出方がリアルだ、そうだ、これが3Dだ(ちがいます)。父さんの可愛さも飛び出てるぜ!←うまくないまとめ
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以上がわたくしの独断のみで選んだかわいいオッサンベスト10でした!こうやって並べてみると一口におっさんと言っても様々なおっさんがいることがわかりますね。素敵なオッサンが出てくる漫画が今年も読めるように期待しつつ締めようと思います。それでは次回「このオッサンがかわいい!2012」でお逢いしましょう、さようならー!
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