とはいえ削った部分はほぼ自分の雑感ですので、蛇足ともいえる部分ですが折角ですので別記事としてこちらにまとめておきます。
ベスト3以外のベスト10について。
第4位・5位には2011年の新作『囚人リク』『さくらDISCORD』が連続でランクイン。
『囚人リク』と『ケルベロス』の評価には「少年漫画」という言葉が使われることが多かったですね。
確かにこの王道を行く熱さはまさに「ザ・少年漫画」という冠がよく似合う!
『さくらDISCORD』は昨年度で短期集中連載ながら6位にランクインした名作『透明人間の作り方』の増田英二先生の本連載作品。
物語らしい物語が存在しないにも関わらず何よりもドラマティックな魅せ方が印象的な快作です。
第6位は大団円を迎えた『ナンバデッドエンド』が2年連続のベスト10入り。
ちょうど本誌では次週から小沢としお先生の新連載が開始ということでこちらにも期待が高まります。
第7位は集中連載より本連載に昇格し、2月には第2巻も発売となる『りびんぐでっど!』。
ゾンビ可愛いという新たな萌えと共に、きちんと笑えるギャグ漫画としても人気を得ています。
第8位には前後編の読切ながら『ちぐはぐラバーズ』がランクインしました。
こちらは今後単行本発売分の連載が予定されているということで楽しみですね。
第9位は確実な読み応えと熱い展開が衰え知らずの『ANGEL VOICE』が、
第10位にはこちらも2年連続のベスト10入りとなる『行徳魚屋浪漫スーパーバイトJ』がランクインとなりました。
この企画と、今回の特別企画について。
ツイッターやコミケなどで作家様に接する機会に何回か恵まれていた自分は、
「作家様も、作品への評判が聞こえず悩んでいることがある」
ということを実感していました。
実際にツイッターなどでも、自作の評判を検索する作家様は多いようです。
わたしは様々なチャンピオンファンの方々と接して、「チャンピオン読者の愛は本当に深くて熱い」といつも思っているものですから、
それが作家様に伝わらないのは歯がゆいし、もしそれを知った作家様がその想いをエネルギーに替えられるならもっともっと伝わって欲しいと思っています。
でも、それを伝える術がなくて立ち止まっているよう方もいるように見えるのです。
「きっかけ」さえあればもっと多くの人が愛を叫べて、もっと多くの作家様にこの熱い気持ちが伝わるのではないか…?と。
だったら自分は、その「きっかけ」を作りたい!と思っているのです。
今回の企画は、作家様にそれを伝えることがメインの企画ではないのですが、
こういった機会を設けることで「愛を叫ぶ」という行動に踏み込める読者様が増えてくれればいいな、と思っています。
あくまで一ファン、あくまで一個人ブログとしてこんなことを考えるのは出過ぎたことかもしれません。
今回の企画に関しては、参加者様には作家様に結果をお見せすることを前提として募集をしていなかったものですし、阿部先生やフクイ先生にメッセージをいただくという行動を快く思われない方もいらしたかもしれません。
その点に関しましてはおわびを申し上げます。
でも私はチャンピオンが大好きだから、チャンピオン読者にもチャンピオン作家様にもみんなが喜べるようなことを考えたい。
昨年は、たまたまタイムラインでランキングをご覧になった『Goofy』の根建飛鳥先生がベスト10入りを大変喜んでくださったということが記憶に残っております。
こういったことで、作家様が喜んでくれるならばこんなに嬉しいことはありません。
だって、こんなにも作家と読者が両想いな雑誌ってなかなかないと思うんです。
自分がこんなにもチャンピオンが好きになったのは、その空気自体に惚れ込んだという部分もあります。
・・・自分自身は非常に後ろ向きな人間ですので(笑)、何も言わずに不快に思われている方も少なからずいるのだろうなあ…とは思っているんですよ。
みんなが喜べる方法を探すのは難しいし、たとえそんな方法があったとしても自分にそれが出来るかどうかはわかりません。
ただ、これからも自分の立場などをしっかり考え続けた上で「チャンピオンを盛り上げるためならなんでもする」のスタンスは続けて行こうと思っております。
ランキングについての雑感というより後半はほぼ個人的な感情の吐露になってしまいましたが;
こんな「漫画脳」をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
もちろんこれからはしっかりと自分自身の感想・レビュー更新もしないと!
コメント
コメント一覧 (4)
メッセージを「いただいて」とありますが、実質あなたが“要求”されたわけですよね?そのような行為に出ること自体、私には問題に思えますし、作家先生にとっては迷惑だと感じます。
また、1位の阿部先生だけでなく2位のフクイ先生まで、その二人限定で、というのも正直意図がわからない。あなたが個人的にフクイ先生をひいきしているようにも見受けられます。
そもそもこのような“見返り”が誰に、何に供するのでしょう。リアクションがある、ということの喜びは否定しませんが、それはあくまで相手側の自発的なものだからこそ内実が生まれ、価値が宿るのではないでしょうか。愛ある交流として成立するのではないですか。
あなた様の同人活動・ネット上の交流・作家先生との直接対面、といった「チャンピオン愛」に対して、私のような者が“部外者”であるのは重々承知しております。
ただ今回の企画については、あなたの言う「きっかけ」として「「愛を叫ぶ」という行為に踏み込」まさせていただきました。“一員”として。
これも明言しておきますが、楽しかったです。企画便乗というノリで脳内爆薬キメて愛情垂れ流せることが嬉しかった。ですんで、企画参加したことは何ら後悔していませんし、機会を設けていただいた点については今も感謝しています、本当に。
それでも最終的に溝を感じたのは、つまり「チャンピオン愛」も色々、だからです。それを肯定するための“住み分け”を私は否定しません。
ただ、今回は企画の当事者として、率直に感じた違和感を正直に伝えるのが誠意だろうと思い、このような形で苦言を呈させていただきました。
長文失礼しました。
率直なご意見をお聞かせいただき、ありがとうございます。
自分の行動が行き過ぎである点に関しては、何も異論はございません。
不快な思いをさせてしまったことをお詫びさせていただきます。
阿部先生とフクイ先生のお二人に限って、という点に関しましては、
ランキングの上位2作品の作者様がたまたま自分とツイッターで相互フォローの関係にあり、
多少の(ネット上での)面識があったこと、ご報告せずとも当方のブログの企画を目にする可能性があったということが念頭にございました。
ランキングでいえば、3位からの佐藤先生、瀬口先生、増田先生…といった先生方と連絡を取るのであれば相当強引な手段を取らねばならないため今回は阿部先生とフクイ先生のお二人にご連絡を取らせていただきました。
フクイ先生にコメントをお願いした件に関しては、ツイッターに登録されていない読者の方などが当ブログをご覧になっていた場合、現在誌面に連載をされていないフクイ先生がお元気でいらっしゃることを知っていただければという当方の差し出がましい想いによるものです。
あくまで個人ブログで行っている企画であることとはご説明差し上げたうえで、
ご無理がなければという形でご相談したところ阿部先生、フクイ先生のお二人とも快くご協力いただきましたので掲載させていただいた次第です。
言い訳になってしまうようですが、ご説明をさせていただきました。
しかし当方の行動を正当化するつもりはございません。
折角ご参加いただきましたこの企画で、後味の悪い想いをさせてしまったことを改めてお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。
最後になりますが、企画へのご協力をいただきありがとうございました。
「とらのあなで買えるので」と案内されていたおかげで、中村ゆきひろ先生のVILLEGE CENTRALも入手できました。重ねて御礼申し上げます。
昨年に引き続きご参加どうもありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
うれいちゃん本は多くの方の手に渡るといいなあと思っているので、暗之云さまが購入出来てよかたです。
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