色々思うところありまして、今年は単話感想・雑誌感想に再び力を入れ直そうと思っております。
特に毎月もだえてふるえている『まじもじるるも 魔界編』の感想はきちんと毎回書かねば!というわけで毎月感想を復活させます!毎月雑誌で追っている方はそう多くないでしょうしそうでない方にはネタバレでしかないので完全に自己満足なのですが…自己が満足することって大事だと思う、ので。
ネタバレ感想上等な方は「続きを読む」からどうぞ。

不可解な死刑判決を下され幽閉されたるるもを救うべく、魔界管理局「皇幣宮」に侵入した耕太とハルリリとそのとりまきーズ。なんとかるるもとチロを連れ出すことに成功した耕太ですが、戦闘用番人の攻撃により目の前の飛行船が爆破、そして彼ら自身も砲撃を食らう危機にさらされます。

しかし間一髪のところでミッチーに助けられ、ハルリリらと再会。合流して脱出を目指す一行。皇幣宮の中は抗魔魔法がかけられているということで自力での脱出を目指すものの、保安部隊に取り囲まれてしまいます。

やむなく魔法を使い切り抜けるため正装するハルリリととりまきーズ。普段はおマヌケに見えるとりまきーズは実は一級魔女のハルリリに仕えるだけあって「四級以上」の階級を持つ上級魔女でした。

とはいえ皇幣宮にかけられている抗魔魔法は「威力は1/10、使う魔法は10倍」となる凶悪なもの。次々に体力を使い果たすアチャコやミッチーを抱きかかえようやく外へ飛び出すと、そこは既に保安局に包囲されていたのでした。


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絶体絶命の展開ですが、ハルリリと耕太に手を握られて「自分を助けられるため」一致団結されている真ん中で照れるるるもがハイパー可愛い…。こうやってみんなの愛情を実感することなく生きてきたんだものな…やはりこの彼女には幸せになって欲しい、としみじみ思います。


そしてとりまきーズの正装姿がすばらしい!!魔界編に入ってから新キャラの魔女がどんどん登場していますが、個性のあるデザインばかりで眺めているのだけでも幸せになります。
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かぼちゃぱんつのミッチー、正統派魔女っ娘衣装にデカ剣?武器のアチャコ、ひっつめ頭から一転した本気モードの髪型がカッコよすぎるルンバ。マント的なものを羽織っているのは共通していますが、そのデザインも多種多様で…凝っているし、どのデザインにも愛情がこもっているのを感じます。やっぱり渡辺先生の描く女の子は可愛いなあ!!


魔女なのかな、とは思っていましたがとりまきーズが全員四級以上の魔女とは。普段はズッコケな3人組なのに…あのるるもに意地悪してきた子たちよりもずっと上なのですね。
体力の余裕度から見ていると、階級はルンバ>ミッチー>アチャコの順なのでしょうか。


そんな妄想や考察にひたる余裕もない展開ですが…このピンチにかけつけたのは…そう、ミミ!!
またもゴーレムを引き連れてこの危機的状況を切り抜けます。耕太の身体がそうであるように、戦闘用の番人が稼働しているように「造られし者」には抗魔魔法は効かない。ということで保安局の攻撃をものともせず進むゴーレム。
いや、まあ、魔界編になってからミミ無双すぎるんじゃないのか!?とは思いますが(笑)。しかし、無印るるもでゴーレムを使って暴れまわっていたのがある種の伏線(ミミがゴーレムマスター?という意味での)になっていたとは…。渡辺先生の場合、いつからそこまで考えて描いているのかがわからないからなあ…!あまり伏線らしい伏線を張るタイプの漫画の描き方はされていないと思うんですが。こればっかりはこっちの推測でしかないので。


それにしても今月も衝撃のラスト。こうも毎回気になるヒキというのは…。
ミミルミア・シルリアの魂晶管理人コンビがとてもいい。ハルリリとのやりとりは少年漫画のライバル同士のようで熱いわ~。今月はるるもの影が比較的薄かったですが、耕太やハルリリをこうさせているのはるるものためですからね。


久々の単話感想で感じが掴みづらい…あらすじ説明しすぎだったかもしれませんね;
なんとか書き続けてコツを掴んでいければと思います。