もう少し早めに感想書かねばと思いつつこんなペースでございます…。
ネタバレ全開ですので、ご了承いただける方のみ「続きを読む」からどうぞ。
今回は激動回(当社比)!!

すっかり女子の姿で学校に馴染み?自分が所属していたFHK(不思議発見クラブ)で談笑する柴子こと柴木耕太…
そこに登場したのはFHKの部長。彼は一目見るなり
『なんだ帰ってきてたのか「しばらく」(部長氏が呼ぶ柴木のアダ名)』と…。



そしてそれに自然に応える柴子…混乱する棚子ちゃん。
変わり者の部長とは思っていましたが、単に不思議大好きとかそういうレベルではなかったことが判明して驚愕です。
柴子というか耕太も隠さず普通に談笑してていいのでしょうか!色々と突っ込みどころはありますが、少しほっとする一場面でした。部長が頑なに耕太の死を受け入れなかったのもこうして耕太が魂晶という形になっても存在し続けていることを見通していたのではないか?とすら思えます。



校内では引き続きハルリリが魔界へとつながるヒズミを調査中。
るるもはやはり、こういうところではどんくさい…ということで見張り役に。
しばしの静かで平和な時間の流れを楽しんでいたるるも、耕太、棚子ちゃんですが空気を察した?棚子ちゃんがその場から立ち去ります。
そしてそこで、ついにるるもは今までずっと耕太に言いそびれてきたあの言葉を伝えます。



『まじもじるるも』初期から、るるもがずっと照れて言えなかったその言葉。
一度は耕太を失って、二度と伝えられないと思われたその言葉…。
ようやく目の前の耕太に対しるるもが感謝の言葉を伝えられる日が来たのです。
思えば魔界に来てからのるるもがその身を危険に晒して来たのもただ一言、その言葉を耕太に返すためでした。
本当の安息とは程遠い状況ではありますが、るるものこれまでの頑張りがやっと少し報われた瞬間。
そしてはにかむるるもを前に、耕太は…。



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もうこれは、本当これだけは文字にすればするだけ野暮になりそうなので未見の方にはいち早く実際に目にしていただきたいです。
素晴らしい…素晴らしいんだ…。
少女漫画のような、はたまたそれ以上のきらめきときめきに溢れた空気。
ファン視点で言うと、『制服ぬいだら♪』を彷彿とさせるものがありました。
いまだからいうけど、渡辺先生って超乙女だと思う。近頃それが発揮される機会が余りなかった分破壊力抜群。
でもって何よりも予想外だったのが耕太が女性体のまま…ってことですよ。
何だこれ疑似百合というか…正確な表現が見つからないんですが。
スゲーこうふんしました。渡辺先生マジですごいすごすぎる。



といってもなかなか幸せに浸らせてはくれないのがこの魔界編。
近付く新たな不安ですが…しかし冷静に考えればハルリリととりまきーズの階級と実力を考えると余り心配はなさそう…?
一筋縄ではいかなさそうな相手でもあるのですが。



ちなみに今回はお遊びも充実していました。
今まで余りクロスオーバーの見られなかった『制服ぬいだら♪』のあのキャラたちがこっそり描かれている…!
まさか同じ学校なのか?と思うものの、女子の制服は似ていますが男子の制服は違うんですよね、うーむ…。
さらに、扉絵に描かれている「すし けいでんす100回転」という看板に大ウケw寿司取れそうにないww
こんなに他作品ネタが折りこまれるのは、渡辺先生にしては珍しいことのような気がします。見どころが多すぎて困るくらいの回でした。