久々に物語が大きく動く、緊迫した空気漂う回でした!
ネタバレ全開ですのでご注意を~。
るるも、ハルリリ、耕太らが地上へ逃げ込んできてから30日。とうとう魔界から追撃部隊の本隊が到着します。戦闘用番人5体に10人の魔女が乗り込んできていると推定される隊で、地上であるにも関わらず人目を憚らず攻撃と追跡を繰り返してきます。ここまで派手に動くというのは予想外でしたが、おそらく上級魔女ばかりでしょうし、地上を去る際には修復魔法と記憶消去を行えば済む事なのでしょう。
その追手は「408隊」と呼ばれる部隊で、るるも達を魔界で追い詰めた特別な権限を持つ実行部隊。隊長であるナミダ紋様の仮面の女「ジロ」にはある狙いが…。
ジロの顔には大きな傷があり、「このキズのうずきが」などと言い出してしまうあたり厨二的なアレさも感じられるのですが…もしかしたら彼女自身も魔界のシステムに何らかの被害をこうむった一人なのかもしれないとも推測できます。思ったよりも魔界が抱える闇は相当に深いのかもしれません。
一方、たまたま訪ねてきていた棚子ちゃん、小屋の提供者である伊鈴ちゃんらと共に逃走開始するるるも達。向かう先は魔界へ通ずるヒズミが存在する学校!しかし「扉」としてはまだ未完成な状態。一刻を争う事態であるために多少のリスクは覚悟してでもこのヒズミを通って魔王謁見を目指すことになります。
学校では巨大な戦闘用番人の登場に混乱する耕太の友人らや井上が「柴子」たちを心配しに現れますが、るるもの投影魔法によって「柴木耕太」の姿で彼らに別れを告げます。当然すぐには理解出来ない友人一同も、去り際に「サービス」と称してパンチラしていく柴子のお調子者な…まさにまるでそのまま「柴木耕太」を女子にしたような…姿を見て「あいつはコウタだ」と確信するのでした。この場面、大好きです。投影魔法自体よりも、その言動によって「柴木耕太」を実感させるその存在感の、キャラクターの強さ!そして必ず地上に自分の身体を取り戻して帰ってくるであろうと確信させる頼もしさ。『魔界編』に入ってるるもはかなりの成長を見せましたが、それは耕太も同じことですね。
そんな喜びもつかの間…強引にも校舎ごと壊そうとしてきた追手たちを止める為、ハルリリと取りまきーズ、ミミはるるも・耕太・チロが魔界への門をくぐる間地上で足止めをすることを決意します。果たしてるるも達は無事魔界へ辿り着き、魔王に会ってるるもの無実を証明することが出来るのか?ハルリリ達は大勢の追撃部隊を相手にして無事でいられるのか…?燃える展開ですが、誰ひとり傷つかないで欲しいという気持ちでもあり複雑です。
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