4月25日からアニメイト池袋本店で開催中の弱虫ペダルミュージアムを観に行ってまいりました。
アニメ化を前にして、こういうイベントが開催される程の人気なんですよねえ、としみじみ。
2013043018030000

コミックコーナーの奥にそれは思いの外ひっそりと開催されていまして、ミュージカルのDVDが割と爆音で上映されつつ、総北メンバーの等身大?POPが並びつつ、アニメのキービジュアルが展示されるという『弱虫ペダル』尽くしの空間。各メディアの『弱虫ペダル』が一堂に会する機会というのは意外と今まで無かったのでなかなか感慨深いものがあります。


その中でもやはりメインは渡辺航先生の複製原画、ネームといた展示物。
カラー原稿は複製じゃなくて実物っぽかった気がするんですが…?坂道と巻島先輩の袋とじ話とか見られて眼福です。
ちょっと驚いたのですが、7巻表紙の候補絵に手嶋&青八木カットがあったり。田所先輩を押しのけてこの2人が先に表紙というのはやはり現実的ではなかったのでしょうが、渡辺先生の手嶋&青八木コンビへの想い入れが感じられて嬉しかったです。
そして、巻島VS東堂のネームと複製原画が比較できるように展示されていました。(しゅ、主人公は…
ネームはかなりラフな部分も多いのですが、そのラフな中でも特に「表情」と「道」の表現に拘りを感じました。
走行シーンの「道」の表現は、今までも実際の作品は勿論のこと、先生のインタビューなどからもかなりの拘りを持って描かれていることが感じ取れていましたが、ネームを目の当たりにすることでよりその強い拘りが読み取れるようでした。


先生の愛用グッズも展示されていましたが、絵の具や原稿用紙、ペン先といった画材とグローブ、サドルなどの自転車用品が同じケースに並んでいるのがなんだかすごい画だなあ、と。普通分けられそうなものじゃないですか。
でも、渡辺先生が愛用して、『弱虫ペダル』という作品を形成する一部となっているという意味では画材と自転車用品も変わらないんですよね。
それに気づくと、この展示の並べ方は粋に思えてきます。


平台というかテーブル?の上には『弱虫ペダル』の単行本がずらりと。物凄い量でしたねー。テーブルの下に「秋田書店」のロゴが入った段ボールが並んでいるのはご愛嬌という感じです。
グッズ販売もありますが、思ったより種類が少なく、しかもかなり昔から販売されているものばかりだったのが物足りなかったなあと…。
新しいグッズ(バッヂやコースター)の予約も受け付けていたようですが、新グッズの発売とミュージアムが重なる時期だったらもっと良かったのに。
…と言いつつ、私はこれまであまりグッズには手を出していなかったので折角の機会で色々と購入してしまいました。
(別に学校推しがあるわけじゃないので学校別グッズに手を出しにくいというのがあるんですよね)
「ミュージアム内の販売商品500円ご購入毎(書籍は1冊ご購入毎)またはご予約内金500円毎に会場特典ブロマイド全10種の内1枚プレゼントいたします。」
というイベントが行われているので、つい…ついね。
全10種!という言葉におののいていたのですが、29巻のアニメDVD付限定版の予約内金(全額で\3,880)で割とあっさりクリアできてしまいました。
既出絵だし、そこまで必死になって集めなくてもイイカナーと思っていたのに気が付いたら必死になっていましたよ…業が深いね…。
ブロマイドはこんなかんじです。
2013050100190001

先生のブログにも刷り出し?の写真が載っていましたが。
真波君だけばっちり背景が入っててなんかずるい(笑)。総北メンバーも単行本表紙絵とか使ってくれたほうがよかったなー…と思わなくもないです。


タラタラと不満がないわけでもないのですが、貴重なものが沢山拝めて有難いイベントでございました。
5月26日まで開催中ということなので、期間中にもう一回くらいは足を運べたらいいなあと思ってます。