ついに舞台『弱虫ペダル』もインターハイ篇へ突入。
なんとか東京一公演1回のペースで観劇させていただいております…。
今回も初演に行きたかったのですが、仕事の都合もあり初日の夜公演に行って参りました。
今回も核心に触れない程度のつもりですがネタバレありですので閲覧の際はご注意ください。
というか観劇・ニコ生視聴ご予定の方は読まずに楽しまれることを強くおすすめいたします!!


第一作目の舞台『弱虫ペダル』、続篇の舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇~眠れる直線鬼~に続いての三作目ですね。
総北メイン、箱学メインときて今回はインターハイ篇ということでようやく総北・箱学メンバーがそろい踏み。+御堂筋くんということで密度が濃いです!人多い!!
簡単に流れを説明しますと、回想&ここまでのあらすじ~IHメンバーに選ばれた坂道の葛藤と真波との出逢い~IHスタート、スプリンター対決~坂道100人抜き~巻島東堂クライマー対決~IH一日目決着 といった感じ。
合宿篇が無かった為、たまたま千葉に来ていた真波と坂道が出逢うという形で舞台アレンジになっていました。
合宿に関しては軽く会話で触れられていただけでしたが、田所っちが「この辺りの話についても2時間くらい語りたい」というようなセリフを言っていたのでネタだとしても合宿篇に期待せざるを得ません(笑)。


しかし、こうやって軽く流れを書いただけでも、改めて1日目から非常に密度が濃いインターハイだったなあ~と…。
毎回舞台を観て原作の良さを再認識させられるんですよね私。
原作では結構長い間かけて読んでいたインターハイ初日が2時間に纏められるという事実にも驚くんですけど…(笑)。
原作をこう表現するのか、と今回特に唸った部分はアンディ&フランクと坂道の100人抜き。
アンディとフランクがまさか舞台上に登場するとはね…。笑いすぎて涙出ました。
100人抜きは本当に100人…一部ゼッケンだけでしたけど、きっちり登場させてこられるとは。笑いと熱さが共存したすさまじい場面でした!
観客が「インターハイの」観客になれる演出も嬉しい。


舞台装置は2つの台があり、斜面があるため坂の表現にも使われたり、あとはステージ上などの表現や回想中の人間が喋る場面などにも使われていました。
ステージ上空には自転車と集中線らしきものがつりさげられてました。あの集中線?は原作から拾ってきてたりするのかしら?
ところで今回初めて気が付いたのですが、走る場面ではじめはヘルメットを被っていて途中で外すという演出の仕方は原作と似ているなと感じました。
原作『弱虫ペダル』はレース中の決めゴマ的な部分でヘルメットが描かれない演出がされることがあるんすよね。
その演出を意識しているわけではないと思いますが…全く別ものと思える漫画と舞台に同じ演出があることに気付いてちょっと面白いな、と思いました。


村井さん演じる坂道は久し振りに観ましたが、個人的には声のイメージも村井さん=坂道になりすぎててアニメ観た時に違和感があったのかな…と思ってしまいました。「これだ!」ってくらいしっくり。
坂道以外にも荒北さんや東堂は声の印象が強いなあ~。
特に玉城さん東堂の声質が物凄く心に響くので巻ちゃんとのあの場面はかなりグッときましたね…泣きそうになりました。
巻島さん役変更はやっぱりショックだったんですが廣瀬さん巻島さんも良かった、素晴らしかったです!
そして安定の御堂筋くん…。御堂筋くんだけは何があってもキャスト変更は考えられないってくらいハマリ役だと思います…。
舞台ペダルのキャラ、というカテゴリで考えると御堂筋くんが一番好きかも。
村田充さん今回も最年長なのにあの動きは凄すぎ…。


ぜひとも田所っち熱望(?)の合宿篇も観てみたいところではありますが、完全に「続く」という形で終わったのは初めてでした、よね。インハイ篇も2日目、3日目と続いていくと思うとまだまだ舞台が楽しめそうで嬉しい!
(アニメが始まってさらにペダル人気が高まるとチケット獲りもさらに争奪戦になりそうですが…)
個人的には、2日目夜の坂道と御堂筋くんが一緒に夜道を走る場面が舞台で観たい!と思ったのですが、エンディングの御堂筋くんの恰好からするとその場面が描かれそうな予感が!うぉぉ~さすがシャトナーさんはわかっとる・・(えらそう)
あと石垣さんを…!!ぜひとも~!!
毎回期待を裏切らない、良い意味で上を行くクオリティの原作愛溢れる舞台で非常に楽しませていただきました!