チャンピオンで連載中の原作では奇しくも今日発売号から坂道たちにとって2回目となるインターハイ篇に突入しましたが、舞台『弱虫ペダル』は今回からインターハイ篇の2日目が上演となりました!以下、初日公演の感想です。
毎度のことながら、控えめのつもりではありますがネタバレを含みますので、今後の上演を観に行かれる方やニコ生・DVDでの観劇を待っていらっしゃる方はご注意ください。

今回も、運よく1回の申込みでチケット獲得させていただきました。毎度ペダステのチケットに関してだけは物凄い強運を発揮してしまっていて怖いくらいです…今回はアニメ化後初ということもあってか、凄まじい争奪戦だったと聞きますので…。当日券販売列も、約600人の並びだったとかで。
というか、申込み側がそれだけ必死だというのに”チャンピオン(誌上)最速”先行販売の申込みURLを週チャンのツイッターで告知してしまっていて非難轟々ということもありましたね。まったくこういうところチャンピオンは、ほんとに…。


気を取り直して!幸運に感謝しつつ、舞台今回もとても楽しんでまいりました。
今回のストーリー上必然性はないのですが、最初にママチャリに乗った坂道が登場するとなんだか嬉しいというか、安心感みたいなものを感じます。先ずいままでの舞台のストーリーを軽く回想しながらのオープニング。坂道の「キボンヌ」ひさしぶりに聞いたなあ(笑)。そしてIH1日目の夜の各校の様子などから、2日目の朝へ。2日目のIHはシリアスなシーンが多いので、舞台ならではのおふざけネタは今までより控えめに感じましたが、この夜~朝ではネタも詰められるだけ詰めていた感じがします。


おなじみ(?)今泉親衛隊や真波くん役植田さん演じる委員長も再登場!やった!委員長かわいい!(舞台に幹ちゃんが出てくる日もわたしはまちつづけています…!)
今回が初参加となる、東堂役新キャストの北村さん演じる東堂ファンの女子(や…ややこしい)が「東堂様なんだか緊張しているみたい…きっと受け入れられるか不安なんだわ!」と叫ぶと、巻島役廣瀬さん演じる今泉親衛隊女子が「大丈夫、私も同じような経験をしたわ、半年前に!」と励ますとてもハートフルな場面があって大変なごみました(※台詞はうろおぼえです、すみません)!
東堂役は玉城さんの声質が大好きだったこともあって、どうなるのかな~とは思っていたのですが、「東堂尽八」というキャラクター・そして玉城さんが作ってきた「舞台版の東堂」というキャラクターをどちらも大事にしたうえで北村さんの新たな東堂を作っているといった感じで好感がもてました。このあたりは、公演を繰り返すことでさらに味わいが出てくるのかもしれませんね。


また、インターハイ2日目から登場の京都伏見高校の2キャラ、石垣さんと水田君。水田君は、桝井さんの宣材写真?(演じてない状態での)を見た時点ですっごく水田君感あるなあ、と思っていたのですよ…!表情とか。原作でも、そんなに見せ場があるキャラじゃないですがところどころで良い存在感を出してくれていました。
そして石垣さん。石垣さーーん!原作でも、かなり好きなキャラなのですが、今回の舞台では結構なフィーチャーされっぷりで嬉しかったです。今回初登場なのに違和感なく溶け込んでましたし!というか、原作でもそれはそうなんですよね。坂道に声をかけたところで初登場で。御堂筋が入部してきてからの部の変化への葛藤とか、それでも御堂筋に対しての感謝を感じているところか。まっすぐな石垣さんのキャラがしっかり描写されていて嬉しかったなあ。
キャストとしては発表されていなかったとはいっても、実質京伏全員が登場していたのも良かったです。前回は、御堂筋以外は誰が誰とは明言されていなかったですものね。


舞台オリジナルの部分は多々ありますが、原作通りに事を運ぶだけではどうしても出番というか活躍が少なくなってしまうキャラも多いので、そこら辺はそれぞれのキャラクターが存在感を出すためのアレンジという面も強いのかなと感じました。原作を大事にしているのと同時に、どのキャラクターも本当に大事に描かれている舞台です。
舞台では原作以上にインパクトを残していると言っても過言ではないかもしれない大粒さんとか熊本台一も登場しましたし!!もっこす言い過ぎでもっこす!原作ファンが笑ってしまうような小ネタがあるのも毎度楽しみです。
ああそうだ、今回もアンディ&フランク&まつ毛も登場しましたね…何度見ても笑うし、アンディと泉田が会話し始めた時は何か超越した感がすごくてどうしようかと思った!爆笑。これも舞台ならではですわ。


あと・・・これは本当にネタバレになってしまう気がするので、念には念をということで反転仕様にしておきます↓↓↓(携帯/スマホだとどう表示されるかわからないです、携帯/スマホの方すみません)
御堂筋のゴール前回想、どうするんだろうと思いながら観ていましたがこんなにしっかりやってくれるなんて…。ペダステで初めてガチ泣きしてしまいました。今までもうるっとくるようなことは何度もあったけれど…。啜るような音がよく聞こえてきたので、周囲の人も泣いていた方多かったような気がします(花粉症の時期だからかもしれないけれど、ちょっとしゃくりあげるような声も聞こえてきたよ…)。女性キャストは居ないのに、こうやって「お母さんの声」感を表現するのだなあ、とか。凄いなあ…。村田さんの、声の演技だけで少年時代っぽさを表現するところにもグッときました。


今回舞台表現的な面とかでの発見や感想がまったくなくてアレなんですが…す、すみません。
終盤には早々と「IH3日目の公演が行われるときにはチケット獲れるんだろうか…」と次の心配をしてしまいました。気がはやすぎる…。けど、こうなると3日目も楽しみすぎますよ!
とりとめのない感想でしたが、読んでいただきありがとうございました。ニコ生上映も楽しみ。