『るるも』アニメ化の衝撃で一記事書いて一仕事終えた気になってました!気を取り直して感想書きます…(義務)(むしろ使命感)。
アニメ化発表に伴って表紙&巻頭カラー。
アニメ化されるのは無印『まじもじるるも』だからか、今回のメインはあの男!そう、柴木耕太です。「魔法中学生」初登場ですね。
やっぱりというか、シバキコウタが出てくると『まじもじるるも』だな~と実感しますね。いい主人公。


事の発端は、るしかがめずらしくオシャレな普段着に着替えて出掛けようとするるるもを目撃してしまったことから。
田部ちゃんの一件を思い出して、「オシャレ=恋」というイメージがすっかり定着してしまったるしかは、「恋」というものを知るためにるるものデート現場を一目見ようと町に繰り出します。
あてもなく町に出たるしかは、カワイイアクセサリー屋さんに目を奪われ「尾行といえば変装」ということでオシャレメガネを購入しようとしますが、手持ち金がわずか20円ほど足りず…。
そこに颯爽と現れ、20円を置いたのが、我らがシバキコウタでした!
相も変わらず「女子を太陽のように愛する男」を自称しながら、やっぱりどこか抜けてるところまで昔通り。
そんな耕太を目の当たりにしたるしかは、一度るるもの待ち受け画面の写真を目にしたことを思い出してるるもさんの彼氏はこの人だ、と察知します。


待ち合わせ場所でるるもを待つ耕太と、(男子が苦手なため)少し離れて見守るるしか。
耕太はるしかの姿に、あることを思い出そうとしますが、この時はまさかるしかが魔女であるとは分かっていないためにその考えを払拭しつつ交流を図ろうとします。
しかし、婦警の飯田さんや女子大生になった井上らが現れてその耕太の女好きっぷりにるしかは警戒を高めてしまいます。
さらにFHKの跡を継いだ棚子ちゃんが新しい部員(女子ばかり)を引き連れて登場し、耕太の発言を色々と誤解したるしかはその場から逃げ出そうとしてしまいます。
そこで思わず躓き、車道に転げ落ちそうになったところを間一髪で耕太に救われ…
耕太はそこで彼女が自分が魔界で身体を借りた人形のモデルになった魔女「ルシカ・フェルト」であると確信します。


と、そこにタイミングよくるるもが登場。
(単に待ち合わせ場所に迷って遅刻しただけなのですが)
るしかが現在地上勤務中なこと、ミミが作った人型がるしかをモデルにしていたのだろうということを解説し耕太は感慨深げですが、るしかはそんなことは耳に入らず、先程助けてもらった一瞬から耕太のことが何故か輝いて見えてしまい…。
しかし、るるもと耕太のラブラブっぷりを見てガラにもなくしおらしくなり、ちょっぴり心を痛めるるしかなのでした…。


典型的吊り橋効果だとは思うのですが、るしかにはちょっぴり可哀想なお話。
だけど、るるもがリア充なところを見られて『まじもじ』シリーズを通しての苦難っぷりを見ている側としては感慨深いですねえ…。
最後の会話で「いつものとこいくか夕飯」「あそこのコロッケは絶品だ」っていうところがあるんですが、
『魔界編』で魔界の”まくつ堂”のコロッケが、結局食べられなかったじゃないですか。あのとき、るるもが投獄されてしまったから…。
だから、二人でコロッケ、食べられたんだなあっていうほんの細かいところですが、物凄く嬉しいです。
しかし、こんな様子をミミが見たら修羅場になりそうですね(笑) …ミミもまだ地上にいるのかな?