『まじもじるるも』アニメ放送直前!そして『放課後の魔法中学生』1巻発売直前!!
というわけで新展開突入です。
るるもの恋バナに興味津々なルシカたちですが、今回は真面目な任務。呪文字を使った新しい魔法システムの実験を行うため、るるも監視の元ルシカ・スラガ・モモヒメたちは魔法結界のなかで呪文字を基にした基本魔法を試すことに。
ルシカとJJは魔法の準備をしながら、ある「気になる出来事について話し始めます。それは、るるもの使い魔・チロのこと。
『まじもじ』シリーズ読者ならばよく知っている通り、チロは気さくで明るい性格。しかし、JJもルシカも、そしてスラガ・モモヒメもいままでに一度もチロと喋ったことがなかったのです。
るるもとは普通に喋っている様子のチロが、何故彼女たちとは一切口をきかないのか。不可解な状況に首をかしげながらも、彼女たちはこの後の予定をそれぞれ思い浮かべつつ魔法実験に挑みます。
しかし、簡単な魔法実験であるはずが異常な事態が発生。魔法は暴走し、巨大な魔法反応が現れた後、ルシカたちはその場から結界ごと姿を消してしまい…。
呆然とするるるもを残し、ルシカたちが居たのは全くの別の場所。
そこには巨大なチロが居て、それまでのルシカ達への反応とは全く異なり気さくに話しかけてきます。
その様子のおかしさにルシカたちは自分たちが小さくなってしまったこと、さらには過去の柴木家に飛ばされてしまったことに気が付きます…!
アニメ化合わせということでしょうか、衝撃のタイムスリップ展開突入で舞台は無印『まじもじるるも』の時代に。
ルシカ達が小さくなった姿で、というのは以前のるるも達に干渉させず物語に矛盾を生じさせない配慮なのでしょう。
唯一つ、チロの行動に謎が残っていますがどうやらチロはこの事故を「知っていた」様子。ルシカ達と口をきかなかった理由もこれから明かされる事でしょう。
ちょっと驚きましたが、またあの時代のるるも達が見られるのは素直に嬉しくてワクワクしております。
今回最も気になった点は、実験前にモモヒメが「おばあちゃん」について考えていた部分ですね。
以前も少し書いたかもしれませんが、モモヒメのフルネームが伊鈴ちゃんのおばあちゃん・マリさんと似ている事から彼女とマリさんに関係があるのではないか、と予測できます。
モモヒメが言う「おばあちゃん」がマリさんなのか…もしそうであれば、伊鈴ちゃんとの関係はどうなるのでしょうね。
「魔界には男がいない」という話があったので、人間界で結婚して子供を産む以前に遺したマリさんの子孫がいるという可能性は十分にあり得るとは思います。
アニメ期間中くらいは過去編をやるのかもしれませんが、気になる事がいっぱいあるので元の時間軸でのお話も早く読みたいという複雑な気持ちです(笑)。