『まじもじるるも』テレビアニメスタート!そして『まじもじるるも 放課後の魔法中学生』1巻発売、という善き日に週刊少年マガジン『まじもじるるも』出張掲載~!というわけで特別読切版『まじもじるるも』の感想です。チャンピオンには普通に『弱虫ペダル』が掲載されているわけで、同時期に店頭に並ぶ週刊少年誌2誌に渡辺航先生の作品が載っているってなんだかすごい…。不思議な感覚です。
この読切版はアニメのプロモーションも兼ねているので現在進行中の『魔法中学生』シリーズよりも昔、『まじもじるるも』第1シリーズの頃のお話です。まだ柴木耕太がるるもの魔法を使うために必要な「チケット」を所持している頃のお話。
とある夏の日、後輩の女子たちが困っているのを見かけて声を掛けた耕太はたった独りでプール掃除を請け負うことになりました…。女の子ダイスキで下心ありありなのにツメが甘かったり(そもそもヘンタイシバキとして名を馳せすぎているために警戒されまくっていたり)するのがいかにも彼らしい。
そこに現れたるるもに魔法で片付けてもらおうと一瞬思うも、魔法のチケットの消費=自分自身の命。すんでのところで踏みとどまり…などとしているうちに今度はるるもが魔女服の暑さに倒れてしまいます。このどこかしら締まらないところも、非常にるるもらしいです。
魔法を使うのは思いとどまりつつ、せめてるるもに掃除を手伝ってもらおう…とするも、るるもは人一倍運動神経のニブい子なのでまったく捗りそうにない!耕太は全く終わりそうにない掃除をしながらも、水着姿の女子たちが手伝いに来る幻を…見ていたと思ったら、そこには本当に水着姿の女性陣の姿が!
結局もうろうとしながら、無意識にチケットを使ってしまったというオチでした。チケットは消費してしまったけれど、単に掃除を片付けてもらうだけよりは良い目にあえてよかったんじゃないでしょうか…!
基本設定をふまえつつ、柴木のなんだかんだ良い奴な部分も見せつつ、お色気分もありつつ、なによりるるもが可愛い!と素晴らしい読切版でした。宣伝読切だからショートかと思いきや、しっかり16ページのたっぷり読切でびっくりです。渡辺先生、本当に働かれてるなあ…。
水着女子集合の際に保険係の三田さんまでいたのが嬉しすぎました!原作ではそれほど出番が多いキャラではないんですがこういうサービスも嬉しいですね。
魔法中学生1巻感想はこちら!
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