アニメ化発表から放送開始まであっという間でしたが、放送が始まってからはさらにあっという間だった気がします…というわけでアニメ最終回直前に10月号の感想をば。シリウスのるるも推し期間も終了ですねえ…しょんぼり。
いつものアホ仲間らと女子を海に誘って有頂天だったはずの耕太、しかし西野&菅原がカゼでダウンしてしまい、予定は頓挫。結局耕太の海行きはすっかり「家族のおでかけ」に変更となってしまいます。はしゃぐ誠太郎をあしらいやさぐれる耕太ですが、いまの柴木家には「妹」のるるもがいる…ということで少し気持ちを建て直します。るるもは相変わらず、水着の着方がわからなかったり1mmも泳げなかったりの不器用ぶりですが水着もなかった前回に比べるとだいぶ良い雰囲気です。まず泳げないるるもに、耕太が泳ぎ方をレクチャーし始めます。
…その隙に荷物から顔を出す一匹とひとり。チロと依然として小さいままのルシカです。海を満喫するために人間化の変身許可証を持ってきたチロですが、なぜかその変身許可証の魔力が小さくなっていたルシカにも作用して、一時的にルシカも普通の大きさに戻れてしまいます。
あまり深く考えないふたりはそのまま水着に着替えて海で遊びや美味しいものを楽しみ尽くす勢いで駆け回ります。ネコなので運動神経は抜群なチロと、るるもとは真逆で不真面目だけど身体能力は高いルシカは遊びでは抜群のコンビネーションです。チロちゃんが全力で動きまわったときについていける遊び相手なんて今までいなかったでしょうから、ルシカというもはや相棒のような存在を得られてひときわ楽しそう。
遊びまわってひと休憩しながらるるもと耕太のやりとりを見守るルシカは、やはりその後恋人となるふたりの雰囲気に憧れている様子。一方、前回はあんなに「るるもと耕太が付き合う」という情報にパニックになっていたチロも耕太のるるもに対する真面目さは認めていて、本当は少しだけ、るるもを任せてもいいとは思っている…とこぼします。そんな彼らの時間をうらやましく思うルシカ。
そんなセンチメンタルな思いにふけるのは一瞬で、チロがエントリーしたビーチバレー大会でひと暴れして優勝したところで魔法の効力は切れ、夏の海に不思議を残してふたりは帰って行ったのでした。
後から噂だけ聞きつけた耕太は帰りの車の中で大騒ぎです。まさかそのふたりが自分たちの荷物のなかでひとねむりしているだなんて気づかずに。
遊び疲れて、耕太の肩に頭を預けて眠ってしまうるるもにもキュンとしますが、すっかり仲良しになってしまった小さなルシカを抱っこしたまま眠るチロちゃんも超かわいいです。
ルシカが楽しんでいる間スラガさんとモモヒメちゃんがどうしているのかは気になるところですが……あとJJは目覚めたのか…?このあいだも彼女たちが真相究明に向けて頑張ってるのかと思うと複雑なところでもありますね…。
チロ&ルシカメインで実際のところあんまり出番がなかったるるもたちですが、水着の着方をダイナミックに間違えているるるもとそのギリギリ感に我を忘れそうになりながらも踏みとどまってタオルをかけてあげる耕太は非常にヨイ感じでした。こういうところがあるからチロも耕太に一目置いてはいるんでしょうねー。
アニメ放送期間も終わることですし、そろそろ現代へ戻る糸口が掴めるころかな…?