ついにモモヒメちゃんの「おばあちゃん」について語られる時が!
まだ幼いモモヒメの家族のもとに来た「おばあちゃん」の死を知らせる通知。それは、魔女にとって”不名誉な死”を表すものでした。しかし幼いモモヒメにとってはその理由よりも、自分が大好きな…唯一自分の味方をしてくれたおばあちゃんと二度と会えないという事実が何よりも悲しい事でした。
成長して魔女になり、おばあちゃんの足取りを調べていたモモヒメは地上の日本という国のとある町の記録を最後にその行方がわからなくなっていることを知りました。その後、任務で日本にやってきたモモヒメがおばあちゃんの最期の場所…廃工場があるべき場所に足を運んだ時には既に何もなく、空き地が広がっていただけ。しかし過去の世界にやってきているモモヒメは徐々に自分たちの体が縮みはじめているという事実に気付き、自分たちの身体が消滅してしまう前にどうしても自分がやるべきことはやっておかなければいけないと考え、もう一度その場所に向かう事を決意します。
チロの変身許可証を持ち出し、元の大きさに戻ったモモヒメ。さまざまな幸運が自分に味方してくれていることを実感しながら、今日ならば以前にはたどり着けなかった目的の場所が見つかるのではないか…と期待から確信に思いを変えていきます。
道中で手に入れたおばあちゃんに手向ける花を降り出した雨から守りながら、急ぎ足で向かったその先には自分たちが本来居る時代にはもう無くなっていた廃工場がありました。ようやくたどり着けた、大好きなおばあちゃんの最期の場所。いつものヒネた表情から一変して無邪気で晴れやかな表情になったモモヒメは、そこに向かって思いのたけを叫び続けます。やっとこの場所に辿り着いたこと。自分が魔女になったこと。お花をもってきたこと。おばあちゃんが好きだった星のかざりをいつも背中につけていること…。
不意に、そこに姿を現したのは一人の少女。彼女の名前は「森野伊鈴」…そう、柴木達の同級生の少女です。モモヒメを見て少し驚いた顔をした伊鈴は自分が「魔女を探している」ということを伝えます。雨に濡れるモモヒメを気遣い優しく接する伊鈴に対し少し不審感を抱きつつも、何か感じるものがあったモモヒメは彼女の家に着いていくことに…。
以前から気にしていましたが、やはりモモヒメちゃんのおばあちゃんは伊鈴ちゃんのおばあちゃん・・・・マリさんなのですね。
廃工場があるということは、るるも達がマリさんに出逢う以前の話。もう今月からモモヒメちゃんの想いに泣いてしまいそうです。しかし、人間と恋をして魔力を封印して地上で生きることを決めたおばあちゃんに、モモヒメちゃんが「自分は捨てられた」と感じてしまうのではないか…という心配も…。伊鈴ちゃんはオーラ万能説というか、ある程度事情を察していそうな感じですが、モモヒメちゃんと伊鈴ちゃんって何にあたるんだろう?いとこ?
モモヒメちゃんの最大の目的は果たせそうな感じですが、過去に飛ばされたことや小さくなってしまっていることにはまだ全然解決策が見えていないんですよね…もしかして、マリさんがヒントをくれたりするのかな。