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今週発売の週刊少年チャンピオンは、『六道の悪女たち』が表紙です!!
連載第16回目、初単行本発売も1カ月近く先というこの状況で単独表紙獲得。これは快挙です。週チャン的にはかなりの快挙。


チャンピオンの新人まんが賞出身作家・中村勇志先生の初連載作品である『六道の悪女たち』。
先祖から伝わる陰陽術で「悪女に無条件でホレられる」という体質になってしまったいじめられっ子の六道桃助少年と彼を取り巻く悪女たち、そして仲間たちを描く”バイオレンス悪女ラブパニック”(※公式のアオリより)作品です。
「全員悪女」というとなにやらクドい響きですが、悪女設定ながら個性豊かで”悪”と”デレ”のギャップが可憐なヒロインたち、そして何よりも無条件でモテるという状況に甘んじることなく戦う主人公・六道のすがすがしいキャラクターが魅力的で現在週チャンの中でも特に勢いづいていると言える作品の一つです。
その好評を受けてか38号(第8話)での巻頭カラー、そして今回の単独表紙と誌上でもかなりのプッシュ中。
週チャンでは連載第一回時に巻頭カラー(短期集中連載やショート枠の場合は巻中カラー)スタートの後、巻中カラーや好評の作品は巻頭カラーということもありますが表紙の獲得にはかなり時間がかかるという印象があります。
連載開始時に表紙になるのはほんの一部、たとえば前作がヒットした等で実績がある作家さん(小沢としお先生の『ガキ教室』や『777』など、いずれも短命ではありましたが…)やヒット作とのコラボ・スピンオフ等の一部の作品くらいです。
そこで、いくつかの作品が「単独表紙」を獲得するまでにどれだけかかっていたかを少し調べていました。


まずはチャンピオンのフレッシュまんが賞受賞を機に連載を獲得された、チャンピオン出身新人作家である荒達哉先生の『ハリガネサービス』。
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『ハリガネサービス』が初表紙を獲得したのは2015年34号。
この時単行本は5巻までが発売中。
LINEマンガをキッカケにブレイクしたという経緯もありますが、表紙獲得までにそれなりの時間を要したことが伺われます。
ちなみにこの初表紙時ではグラビアや刃牙道のカットもかなり大きな面積を占めているため「単独」表紙としてはインパクトが薄めになっていますが2か月半近く後の44号でも再び表紙を獲得しています。
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続いてテレビアニメ化もされたヒット作、増田英二先生の『実は私は』。(『六道の悪女たち』とはラブコメ繋がり…といえなくもない、かな?)
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『実は私は』が初表紙になったのは2014年32号。
この時単行本は7巻まで発売中。
1巻発売当時から品薄になる程の話題作だった印象ですが、表紙になるまでには険しい道のりがあったように思えます。
週チャンは女子キャラがメイン・主人公の作品自体は少なくない割に雑誌自体の表紙にはなかなか起用されないイメージがありますね。
(大ヒット作である『侵略!イカ娘』や『みつどもえ』も表紙となるまではかなり時間がかかったと記憶しています。ショートやコメディ枠は余計に厳しい)


こうして週チャンのヒット作たちと並べてみても、今回の『六道の悪女たち』初表紙の時期の早さが異例であることがわかると思いますが、『六道』と同じく連載16回目で表紙に起用されていた作品がありました。
佐藤タカヒロ先生の『バチバチ』です。
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2009年40号。単行本第1巻発売前後で3号連続カラーの大プッシュだった際に初表紙を獲得していました。
大相撲巨編『バチバチ』は現在も最終章となる『鮫島、最後の十五日』が連載中、週チャンの屋台骨を支えていると言っても過言ではない人気シリーズです。
連載初期の反響でこういった雑誌をあげての大プッシュが決まるというのならば『六道の悪女たち』も現在の段階で既に週チャン読者、そして編集部の大きな期待を受けているということでしょう。
まずは単行本第1巻が11月8日に発売決定ということで非常に楽しみです。
ぜひとも未読の方は秋田書店公式で第1話試し読みを!



ちなみに…『弱虫ペダル』初表紙は2008年40号。27話の時でした。
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時期的には2巻発売直前ですね。この頃はよく「一挙2話掲載」ってやってたなあ…としみじみ懐かしい気持ちになりました。
今年から配信が開始された電子版ではグラビアが未収録になる事も多い関係上、色々な作品が表紙になっているところが面白いなと思っています。
でもやっぱり、紙の雑誌の表紙になる感慨ってひと味違う気がします。自分が紙の本贔屓だからかもしれませんが…
そんな記念すべき『六道の悪女たち』初表紙号を眺めながらいろいろと考えてしまったのでした。