ナチュラルに更新を忘れていたのでまた発売日を過ぎてしまった…
エレガンスイブ 2022年9月号
表紙は大谷博子先生 翔子の事件簿シリーズ『翔子の休暇』。
温泉旅行で一息…というところで事件に遭遇する翔子さんたち。
はるなちゃんのおばあちゃんの言い分、もっともだし状況を考えると本当に大変ですよね…。
(母親(娘)が幼子を残して面倒を任され、犬もいるという状況じゃ仔猫までは…)
休暇先で事件に遭遇した挙句、家族まで増えて帰っていくのはやっぱり翔子さんらしいです。
それにしても、大谷先生が描かれる犬や猫は本当に可愛い。
金子節子先生『修羅の家』は環さんが驚くほどの孝太郎さんの爆弾発言。笑
そこまで本気で環さんを守ろうという姿勢が表れているのは良いことだと思っていいのか…ここまでくるとハラハラします。
現時点だと環さんから孝太郎さんに向けての信頼度とか愛情がそこまでないのも相まって(連載すべて読んでいるわけじゃないのでそこらへん認識が弱いのですが)どうなっていくのか…幸せに暮らせる日って来るのかな?どうなるのがふたりにとって幸せなのかな?と不安を抱きながら読んでいます。
扉絵の夫婦ふたりのイラストなんかを見ると、お似合いのおふたりだとは思うんですが…。
六多いくみ先生『いつかのいつか』、中間さんがこうやって蜜朗さん(といつかさん)に相談…というか愚痴でも、言えるようになったのはすごくよかったなと思います。
ついこの間まであったわだかまりがなくなったってことですからね!
まあ、まだまだ家庭の状況は明るくなっていないですが…。
一方、いつかさんと蜜朗さんは良い雰囲気~と思ったら小夜子さんに…!?
うーん、なかなか安心しきれない。
『ヤコとポコ完結記念まんが』水沢悦子先生が1ページでも載っていると嬉しい…🌸
10月号からは新連載2本、大澄剛先生『木曜日のシェフレラ』は読切がとても良かったから連載化うれし~!
イブもミセスも読切の作家さんの再登場や連載化のペースの早さ?テンポの良さ?がすごくいい。
編集部めちゃくちゃ信頼できるなって読み続けるごとに思えます。
特集は「愛しのペット」。
蒼星きまま先生初登場の読切『わたしの不思議なチャイブ』楽しみにしていました!
特集がペットだし、予告にも載っていたネコチャンの名前がチャイブちゃんなのかと思っていました…ミスリード!(?)
不思議な動く植物…と思うと『きのこいぬ』と近いはずだけどやっぱりちょっと一味違う、ほんわか読切でした。
チャイブかわいいし愛嬌あっていいですね。
自分もだいぶボサボサのっぺりなのでとりあえずちょっと分け目を変えている今日この頃です…笑。
アリスさんのキャラクターもいいし、連載かシリーズ読切みたいな形で続いてくれたらいいな~!
同じく初登場の三津キヨ先生の『ミコとローガン』もかわいくて良かった!
昭和の田舎っぽい情景が素敵なんですがローガンちゃんって名前がちょっとミスマッチでおもしろい。
ネコの集会に交じれるの、ロマンですね…。
夢路行先生『あの山越えて 日・日・天のたより』は相変わらず仲直りはしてないけど不思議な絆を感じる双子ちゃん。
おんなじ寝相はフフッとなりました。
稔くんとあさひちゃんの寝相を見て「かわいい」って呟くまりなちゃん、いろいろあったけどこういう様子がやっぱりいいお母さんだなあって思います。
あと順番に旅行に行っている間、在宅組が普段じゃなかなか食べられなさそうなものを選んでいるのがちょっと面白かったです。
空き巣未遂はちょっとドキッとしました…。ちゃんと捕まったかな?
祐木純先生の『アラ古希弁護士 怜華』、前回の続きが読めるとは思っていなかった!
母娘の話も良い感じに収まってよかった。
不倫相手の奥さんの選択までもしっかり描いてくれてホント毎回丁寧でしっかり面白いです。
和田フミ江先生『朝子のムジカ!』はようやく二人の音が重なるときが…!
朝子さん抱えてる問題(前夫のこととか)もあるんだろうけど基本的な考え方はすごく前向きでまぶしい…。
千尋くんの過去と、朝子さんに八つ当たりのように接してしまった理由がなんとなくわかってきて。
彼も結構追い詰められた状態だったんだろうなあと思う気持ちとあの時の言動はさすがに言いすぎだよな~と思う気持ちと半々くらいではありますが…
心が動く前に手が動き出している感じがなんか、いいよね…って。
なかなか多くの作品に言及が出来ていませんが頭から最後まで楽しませていただいています。
2誌とも毎月満足度が高い…。