エレガンスイブ 2023年5月号

表紙、巻頭は大谷博子先生『ひとり旅』
独りになる時間のための旅だけどやっぱり誰かと出逢い、誰かの背中を押す。わたしは新参読者ですが、こういうのが翔子さんの”性分”のような気がします。
次回はこのふたりが乾家にやってくるのでしょうか?それも楽しみ。


高田ローズ先生『やさしいミルク』1巻発売おめでとうございます!買いました~。
ふだん自分が好むタイプの作品ではないのですがこの独特の空気とドキドキ感がたまらず…。
21歳…と聞くと若っ!!と思うのに、よもぎさんより年上の自分から見ても、そういったサービスの能力だけじゃなく他人をしっかり見る目を持っているシロくんは本当に不思議で魅力的な存在です。
このふたりの関係を見守っていきたい気持ちでしかないので「三角関係」のお話と言われて『そうだったんだ…!?』の顔になりました…。
東雲さん結婚するんだったら普通に身を引いてくれや…よもぎさんとの過去に何があったかまだわからない部分もありますが…。


山内尚先生『よるべない花たちよ』、まさかぼたんちゃんに彼氏くんがいるとは…!
しかも超いい感じの子なので読者としてもお姉さん気分に…笑。
ぼたんちゃん、あんまりお友だち作るタイプではなさそうだったから同級生の彼氏くんと盛り上がって?いることがなんだか嬉しいというかホッとしたというか。
母親がいなくなったつらさをうまく発露できるタイプの子でもないから、理解してくれる彼氏がいて嬉しいよ~。
3人のお姉さんたちは母親から離れ、それぞれの人生を歩んできたけどぼたんちゃんはまだまだ子どもだし、「家族」というものを学ぶ…知っている?途中なんだよなあと。


フォアミセス 2023年5月号



上原きみこ先生『いのちの器』、いや毎回ですが色んな思いや人生というか…一話のボリュームがすごいなと感じます。
円く収まってよかったよかった。(でも、みもりちゃんもぴらぴらの衣裳も似合うよ!)
いやはやそして、リンちゃんの決意、すばらしいですね!!
落としどころがまた意外なところがすごい!


読切、『めんこい保育園のハナキャベツ先生』関根美有先生の新作が読めて嬉しい!
独特な見た目と存在感のハナキャベツ先生。向いていない…と言いながらもこうやって日々を愛おしく過ごせるのはやっぱり「向いている」んじゃないかなと思ってしまいます。
ところで、柱の「保育園で働く漫画家さん」という一文を見るとこれってもしかしてエッセイ作品なんでしょうか?(関根先生=ハナキャベツ先生?)


赤みつ先生『ワタシダケレス』、ついに一線を…と思いきやどうしても超えられなかった、ハルカさんがなんとも切ない。
夫に裏切られ続けても(自分も風俗を利用していると言っても)どうしても最後に夫の顔が過ってしまうというのがなんとも…。
ラスト、ついにこの瞬間が…。穏やかに…とはどう転んでもいきませんよね。ハラハラする…。


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ようやく、電子書籍で『あの山越えて』を読み進めています!おもしろい~!
『日・日・天のたより』からの読者なのである意味新鮮でもあります。
自分も大石のおとうさん(ひいじい)みたいな人に身近にいてほしかったなあ~と思います。。。