エレガンスイブの表紙、どこからどう見ても理想の夫婦像にしか見えなくてすごい…怖い…。


エレガンスイブ 2023年8月号

そんなわけで金子節子先生『修羅の家』
環さんの心の支えでもあったお舅さんがついに旅立たれ…。
そんな状況でも夫への情がもはやわかないという環さんと「俺と環の間には問題なんか何ひとつない」と言い張る孝太郎さんの溝の深さたるや…。
そしてお姑さん、ここまでくるとあの鬼のようなお姑さんもやはり心配になってしまいます。
ガチガチに固まった古風な考えの人だからこそ、実際多少の不満があろうなかろうが、夫の存在ってやはり絶対的なものなのだろうな…。


六多いくみ先生『いつかのいつか』はメチャメチャかわいい回だった!
つ、ついに~?!みたいな空気からの歯磨き!笑 いつかさんかわいすぎる!!
蜜朗さんも本人の意識を越えたところで気持ちが動きつつある感じでニヤニヤしてしまいます。
と、いつまでもそんな甘ったるい空気は維持できない状況ですが…
あの小夜子さんがちょっと弱気というか、不安げというか。蜜朗さんの答えが気になりますね。
『いつかといつか』はいつかさんと蜜朗さんの関係を軸にしながらも、周辺の関係性の変化やメイクのことも盛り込んでいて、濃密な作品だなあと感じます。
シリアスな面も多々あっても重くなり過ぎず読みやすいのもすごくて。
うーん、みんな幸せになってほしいなあ。


今月の読切、『のぼせるほど見つめていたい』たかし♂先生
エレガンスイブ、不遇ヒロインとイケメンの組み合わせ好きですよね…!
(レディースというよりおとな向け少女まんがくらいの感じだとそうなりがちなのかな?)
好きなことを好きというだけで続けることって意外と難しいんですよね…
イケメンだけどイケメンというだけじゃなくて、何かが変わっていく”きっかけ”をくれた存在になりそうな尊さが。
これも続きが読みたいなあ。ともあれこれからのつぐみさんの人生に幸多かれ🌸


山内尚先生『よるべない花たちよ』は菊香さんの元夫との件にケリがついて本当によかった…。
過去のことを語っていた菊香さんのまわりにいつのまにか姉妹たちが寄り添っているのが本当に良くて…😢
「1人じゃなくても自立ですよ」って百合子さんの言葉も本当に良い。
しかし、姉妹たちが”家族”をつくり直していくところにピンポイントで嵐を呼んでいく藤枝さん…またまた波乱の予感が…。


フォアミセス 2023年8月号



上原きみこ先生『いのちの器』、総一郎さん好きなので嬉しい…というか、『いのちの器』のメガネ男子は皆良い…。
妊娠の”思い当たるフシ”をここまで大っぴらに子どもたちもいる前で…おおらかだよな~!
特にハナちゃんはほんと肝が据わっているというか…さすがですね。
小夜子さんも素敵なお義母さんだ!帰り際の喜びっぷりがかわいい!
そして北海道に行って何も知らない間の急展開を食らう最後の響子先生のお顔には笑ってしまいましたwいいオチ!


和田フミ江先生『朝子のムジカ!!』は新展開!
千尋くんとお母さんの間の空気にはどうにも不穏さを感じてしまいますが、そんな不穏さを吹き飛ばすようなときめきの予感…か!?
あの千尋くんがこんなに爆笑する姿にはこっちまでなんかキュンとしちゃいますよ!
磯貝さち子さんも結構パンチあるけど良い人で好きです。
なんとか千尋くんがピアノを続けられて、お母さんも寂しい思いをしないで済む道が見つかればいいんですか。


新連載の『おひとりさま男子は猫の手が必要です!』遊佐ハルカ先生
ベビーシッター猫・ごましおさんが大活躍…夢がある…。
猫ちゃんだけどしっかり仕事してくれるしだけどやっぱり猫ちゃん、なバランスが良いですね。お風呂入ってほっそりしてる姿たまらん…。
あまり重めには描かれていませんがお母さんを亡くして琴ちゃんも不安な日々だろうからごましおさんに癒されて過ごしてくれたらうれしいな~。


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蒼星きまま先生『上手に生かれました Life with flowers』1巻発売おめでとうございました!
巻中カラーが1巻の表紙の伊賀くんと同じ構図のいちご先生なのが良かった…。
ざっくり言うとこの作品の主人公の伊賀くんて独り身のゲイだと思うんですけど、フォアミセスという名前を持つ雑誌の連載で主人公が独り身のゲイで、それを特別謳うわけでもなく自然に掲載されているところがなんというか、すごくいいなと思うんですよね。