エレガンスイブ 2023年11月号


今月の新連載、『次の恋にこたえなさい。』永塚未知流先生
モラハラ元夫にバカにされて、息子を守るためにも勉強を…といきなり東大を目指すのは思い切りがすごい💦
現役東大生の戸川君もなかなか個性的な青年ですが根の優しさがいいですね。
ただ…薫さんの「どうせ男の一人暮らしなんてロクなもん食べてないでしょ」って言い方だけはちょっと引っかかってしまいました。
その言い方はモラハラ夫と大差ないよ…。
しかし、Thursdayの綴りから始めてて東大って目指せるんかな…!?


金子節子先生『修羅の家』はついにあの家を出た環さんですが…。
以前も書きましたがもはや「嫁姑」の戦いじゃなくなってますよね!?
最後怖すぎる!!
しかし…昭和のガチガチな価値観の中でも環さんのお父さんがまっとうな人であることは数少ない救い。周りの人も含めて味方になってくれる人は多いですが…ね…。


夢路行先生『57人の遺産相続人』は今回が最終回。寂しいです。
最後まで英さん自身のことは謎だらけだったけれど…もしかしたら娘さん?かもしれないミカさんの登場で締めくくり。
ミカさんも苦労してきた人のようだけど、ローズクオーツの皆ともすっかり馴染んで楽しそうだから、なんだかそれでよかったなーと思えるラストなのでした。
夜のお店の話なのに皆でピクニックというのも不思議で楽しかった♪
フォアミセスで『日・日・天のたより』を読み始めて夢路行先生の作品が好きになったわたしですが、エレガンスイブでもまた作品が読めるといいなあ。シリーズ連載お疲れさまでした。

フォアミセス 2023年11月号


三谷美佐子先生『ママ友にハブられてぼっち主婦になりました』
リコちゃんは子どもを利用しておばあちゃんを追い詰め、そしてしれっと由利亜ちゃんに罪をかぶせる…本当やべー女すぎる…。
母親不在の中でもきょうだいたちの面倒を見てきた由利亜ちゃん…おばあちゃんの言うとおり聡い子だし、本当に良い子…。
由利亜ちゃんの危機におばあちゃんが駆けつけてくれる展開は本当にグッときましたが、これからどうやって暮らしていくんだろう😢
リコちゃんがいなくなればとすら思ってしまいますが子どもたちにはこんな母親でも母親なんだもんなあ…。


まつもと史子先生『かえで子ども食堂』が最終回。
かえでさんとたいぞうさんがいい感じになっていくかな~?みたいな雰囲気、もっと見て見たかったな~。
(母親になってくれよ、は若干突拍子もなく感じてしまったけど結局進展あるようなないような…だったので変わらぬ日常感でよかったんですが)
母親になるかならないか…は別にしてもキイチくんの危機に動けるかえでさんはカッコよかったです。
ときに泣けたり、ほっこりしたりと楽しく読ませていただきました!お疲れさまでした。


--------------------------


秋田書店公式サイトのフォアミセスの紹介ページ『ママ友にハブられて ぼっち主婦になりました』のところに”リサ子”って書かれてますが”リコ”の誤りですよね…。
リサ子さんは『ワタシダケレス』の登場人物ですよ…。
(そして名前の間違いを訂正しても微妙に今月のあらすじとは違う…)
なんか、よりによって公式サイトでこの誤りってちょっと悲しい通り越して寂しい…。