エレガンスイブ 2024年4月号
エレガンスイブ 2024年4月号 [雑誌]



夢路行先生の新連載!『ただいまムームー』
猫のムームーと律子さんのふたり暮らし。
ダブルワーク、そしてムームーに振り回されてめちゃ大変そう…だけどなんだか楽しそう。
『あの山越えて』シリーズにハマったのも、夢路行先生の生活の描写が好きだからこそなのでこちらも楽しみが増えました。


かねもりあやみ先生『蓮尺さんとあそぼ』はちょっと心配な展開…。
最後の状況もですが、蓮尺さんを縛ってきた祖母は生きているのか…色々と不穏。
境くんとのやりとりはほっこりしてて可愛らしかったんですが…
「ほめて」ってかわいいですねええええ。
蓮尺さんが穏やかに過ごせることを祈るばかり。


近由子先生『まばゆいね、珠緒くん。』、改めて真由子さんサイドの視点はまたグッとくるものがあります。。
大人のことを好きになる気持ちも、子供に想われる立場もわかるからこそ複雑だしつらいけれど、それゆえに珠緒くんのまっすぐさがより刺さるのだろうなと感じます。
真由子さんもただ子どもとか少年とかじゃなくて、珠緒くん自身の人間性を見てくれているから、たとえ想いが報われなくても「無駄だなんて思わない」と言えるのだろうなと。
少し良い空気が流れたところで、急展開…!
二人の中にどれだけ確かなものがあっても、周りがどう見るかはまた別だもんなあ…。


フォアミセス 2024年4月号

上原きみ子先生『いのちの器』、前回の桃ちゃんの爆弾発言でどうなるかと思いましたが…。
なんだかんだで家族が寄り添える形になって本当に良かった。
茜ちゃんの花もちも売れていってよかった。
ハナちゃん本当にキレがいいというか鋭いというか。
リンちゃん食いしんぼだし料理の道が向いてたりするのかな?
誕生日プレゼントに貰ったハンバーグの本が最後に効いてるのいいですね…。
こう毎回たくさんのキャラクターのさまざまな要素を絡めて毎回のお話としてまとめる作風本当にすごいなと思います…。
『いのちの器』はフォアミセスの読み応えを支えている大きな要素のひとつだなあと毎月感じながら読んでいます。


三谷美佐子先生『ママ友にハブられてぼっち主婦になりました』、高木さんも悩みながらだったとはいえチョット言ってはいけないことを言ってしまってたのですね…。
でも悪意を持った広め方をしているのはリコちゃんが悪い意味でさすがというか…。
しかしバザーの準備で他の保護者の皆さんから集まった物品を雑には扱えない、ときっちり取り組む辺りは高木さんの真面目さが出ています。
人には迂闊な面もあれば良い面もありますもんね…。
そして助けに来てくれた面々の頼もしさがすごい。


蒼星きまま先生『上手に生かれました』は最近すっかりラブの話ですが…。
山田さんズバっと言ってるけど物言いが気持ちいい。
そして女装美人感がすごいリアルだな…って思います。
いやっでもクズ…は言い留まってエラいけどクズだよな橘さん…。山田さんにしときなよ…!


エレガンスイブの『40歳からのハローワーク』出張版、竹之内淳子先生が描く介護ヘルパーさんのお話。
自分の事でいっぱいいっぱいになってしまって…はとてもわかる気がします。
介護のお仕事とはまったく別とはいえ、接客業の自分もお客様にご年配の方が年々増える一方で難しさを感じていることもあり…学ぶべき部分もある内容でした。
『父ちゃんの認知症パラダイス』とはまた違ったタッチで爽やかさが残る作品でした!


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エレガンスイブ次号から今日マチ子先生新連載がスタート。
お恥ずかしながらそういえば今日マチ子先生の作品はちゃんと読んだことがないかも…。
以前に作品が載っていた頃にもエレガンスイブやもっと!を読んだことあったかもですが…記憶力…が…。
ワヤワヤで申し訳ございません…。