エレガンスイブ 2024年6月号



今月は三津キヨ先生『わたしのママは真野くんです。』にニヤニヤしまくってしまいました…。
看病のシーンもイイですが、実家との電話のくだり、イラついた真野さんの気持ちがふとしたひとことでほどけるのがわかっていいなあ。
真野さんもママ気質だけど賀茂さんも長女気質なので頼りっぱなしじゃないし、お互い足りない部分を埋めあえる良いおふたりですよね…モウツキアッチャイナヨ…。
(前回賀野さんって書いてました!申し訳ない)


高田ローズ先生『やさしいミルク』も個人的に見たかったのは、これかも…という展開。
金城くんは「シロくん」として、セラピストという職業を通して関わってしまったからこそよもぎさんと一人一人の男女として向き合うのがむずかしい状況になってますよね…。
だからこそ?こうやって独占欲のようなものが見えたことにオオ…となりました。
でも小説のこと、お互いを取り巻く環境の事…困難が多いなあ。


かねもりあやみ先生『蓮尺さんとあそぼ』は女子会(?)回!
境くんだけじゃなく、蓮尺さんとのかかわりを通してそれぞれが心解かれていくのは素敵な展開だな~!
美由ちゃんも、いろいろつらい思いしてきたんだな…。
そんな思いをしてきたからこそ、境くんと蓮尺さんの距離感を穏やかに見守ろうという気持ちが尊いです。
それだけに、あの時の彼女が蓮尺さんに恨みを抱いているのは悲しいけど…。まさか、同じ学校だったりするのかな…。不安もつづく。


フォアミセス 2024年6月号

祐木純先生『モラハラ夫から逃げるため田舎に移住したらヤバい村でした』、蛍子さん、意外な特技が…!
最初はちょっと嫌味だったふたりだけど、こういったことでの感謝で縁ができて心配してくれるようになったところを見ると(特技を利用するとかじゃなく、ちゃんと人となりを見るようになってて)根は悪い人たちではないのだと思います。
それだけ、誰もが村の空気に染まりきっているのが怖いとも言えますが…。
しかし、はっきりと否定しようと思った矢先に厄介夫がまた…ちょっとホッとしたと思ったらその倍は不安要素が増えていく!


原なおこ先生『お姑様は大女優!』、謎のバースデーカードの送り主の正体は…なお話。
誤解や思い込みですれ違っていたけど友情で結ばれたふたりが再び出逢えて本当によかった。
莉子ちゃんと理解し合えたのもすばらしかったですが、「息子から娘になったのよ」と笑顔で話せる春香さんのお母さんもとてもステキな人でした。



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よくよく予告見ていたら、『蓮尺さんとあそぼ』も電子コミックスのみっぽい…?
最近好きになる作品が紙で出なくて悲しい…。