エレガンスイブ 2025年1月号






三津キヨ先生『わたしのママは真野くんです。』
、もう賀茂さんと真野さんすっかり普通にふたりで行動しているよな~!とこっちがニヤニヤ(ニコニコではなく明らかにニヤニヤ)してしまいます。
ひとりで男性が手芸店に行ったって何の問題もないと思いますが…
お母さんの件もあるから過敏になってしまうのかなあ…。
あくまで自然に一緒に行動する賀茂さんが本当に良い。
自然にいい感じになっていく二人ですが…やはりある意味で壁となっているのが「ママ」という関係性か。
そして雛形さんに続いて青木くんも牽制を!!
裏でそんなことになっているとは露知らず、真野さんと青木くんが一緒に刺繍やっているところをニコニコ見守る賀茂さんも可愛い…こういうところは本当に「長女」だなあと感じます。


読切を経て、本格連載スタートの石井まゆみ先生『Villanな奥さま』
黒城さん、不思議な存在感で良くも悪くも目立つ…という雰囲気だけど結構ノリがいい(?)というか、ちゃんと向き合えばよいご近所としてやっていけそうな人だなあという印象。
息子さんのことなど、ミステリアスなところも多いですが。
大松田さんは、こんなに突っつくのは自分の生活がきっとうまくいっていない人なんだろうなあ…。
石井まゆみ先生の作品、独特な空気感が読んでいて難解に感じるときも正直あるのですが…
雑誌に載っていらっしゃると存在感強くてハリが出ると感じる作家さんでもあります。今後も楽しみ。


読切、二桜サク先生『社畜OL、有給取ります!』は社畜OLの天音さんと同じく社畜男子ながら休み上手の加藤くんのお話。
そもそもいっぱいいっぱいになると、どこに行きたいとか何をしたいとかもわからなくなってしまうと思うので…切り替え上手な加藤くんスゴイな。
ラブ未満な感じでしたが、二人で色んな所に行くシリーズになっても楽しそうだな~と感じました!
”社畜”なんてタイトルについているとドキッとするけど、実際は自然の描写もさわやかで癒されるお話でした。


フォアミセス 2025年1月号








夢路行先生『あの山越えて 日・日・天のたより』は大石家にもうひとりおちびさんが?!
勝平さんのお節介…とはいえ、悠太くんの家庭まわりの話を聞いていると結果的にはいいことをしたのではないでしょうか。
ちょっと生意気だけどとてもいい子だし、今後も出てきてくれるとうれしいな。
あさひちゃん共々成長が楽しみです♪
あと、みのりちゃんの謎ブーム(すすきフクロウ設置)が妙にツボ笑。こういうの道に点々としてたら楽しい。


三谷美佐子先生『ママ友にハブられてぼっち主婦になりました』、波乱の予感のバーベキューでしたが…パパかっこいい///
リコちゃんの策略が裏目にというか…この夫婦は絶対的な絆があるなあと再確認。
リコちゃんは生い立ちがどうであれマジやべー女でしかないですが…リコちゃんの旦那さんは(ちょっと怖い面もありましたが)根本的には誠実な人だよなあ…と思います。


上原きみ子先生『いのちの器』は今回ちょっぴりミステリー?なお話でしたが、綺麗にまとまって良いお話でした!!
ブロックの件は嫌がらせとかじゃなくて本当に良かった💦こういうの、本当に不安になりますよね…。
響子先生のへそくりの使い道にも心温まりましたが、まさかのカブってしまったタコ焼き器も無駄にならなくて本当によかった♪
上原きみ子先生、最近は後記で体調面の不安なコメントも多いですが毎月こうして読みごたえのあるお話を描いてくださっていて、フォアミセスの柱のような存在だと思っています。いつまでもお元気でいらしてほしい…。


和田フミ江先生『婚活とミシン』、SNS開始効果が出ている!
絲山さんがモテるのはなんかわかる気がするけど交際や結婚となると色々続かなそうなタイプな感じもわかるんですよね…。
晶さんの自己評価の低さがちょっと痛々しい。結婚間近であんなことがあったらこうなるのも当然かもしれませんね…。
そんな中で絲山さんと師匠との再会、少し切なくて少しほっこり。
…しかし怪しい影も?!というか、夫を奪い取っておいてまだ晶さんを妬ましく思い続けているとかヤバ女すぎませんか…。
『ママ友に~』のリコちゃんとタイプが近いというか、連載陣のやべーやつがいる率が高いのが今のフォアミセスの若干個人的なネックな部分…漫画としては面白いけど、疲れるの…。


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年末年始のアレで次号はエレガンスイブ26日、フォアミセス27日と連日の発売…!
本屋もアレですが作家さんや編集者さん、印刷所の方々など…お疲れさまです…!