エレガンスイブ 2025年3月号
オトクニ先生『メゾンプアナの7人の食卓』、表紙も勢ぞろいでかわいい!
花さんと旦那さんの夢の中での邂逅はちょっと切なかったですが、今の7人の暮らしはとても楽しそうでよかった。
たらればを言っても仕方ないですが、少しでもどこかズレたらこうやってこのメンバーでルームシェアすることもなかったでしょうし…こうして受け入れて暮らせることは素敵ですね。
あと、たこ焼きへの向き合い方が”ガチ”な鈴ちゃんがツボでした(笑)。
かねもりあやみ先生の『蓮尺さんとあそぼ』は修羅場からのスタート…!
でも、咄嗟に皆で蓮尺さんを庇う姿(庇ってるのは主に境くん美由ちゃんですが)に胸が熱く…。
吉岡さんは同情すべき点もありますが今回はちょっとやりすぎでしたね…でも蓮尺さんが強すぎる!!
追われる方はめちゃくちゃ怖かっただろうな…w
蓮尺さんもずっと心に引っ掛かっていたことを謝罪できたわけだし、お互いこれからは関わらずに生きていくのがベストそうだなあ…。
吉岡さんも、蓮尺さんが置かれてた異常な環境のことは少しわかったでしょうがずっと憎んできたものを急にひっくり返すことは難しいでしょうしね…。
そんな二人の過去と現在の難しさを感じつつ…またこれは急展開?!
れ、恋愛編が…始まるのかっ!?
フォアミセス 2025年3月号
和田フミ江先生『婚活とミシン』、雲行きが怪しい雰囲気だった蓮くんと晶さんですが…。
蓮くんが隠し持ってきた感情を知ってしまった晶さん、特別優しく寄り添うわけでもなければ茶化すわけでもない、真面目で実直な彼女らしさを感じる反応だなー…!と感じました。
でもそれが蓮くんにとっては必要なものだったのかも。
セクシャリティに関することじゃなくても、平穏を保つために道化を演じるような感覚には自分もおぼえがあります。
周りが憎いわけじゃなくても苦しいですよね。
いま蓮くんが晶さんに出逢えてよかったなあと素直に感じます。
そして絲山さんと晶さんの何とも言えない現状にストレートにブッ込んでくれる…!これはもうなんか、若さよなあ…。
三谷美佐子先生『ママ友にハブられてぼっち主婦になりました』は藤巻さん母子のお話。美花ちゃんお母さんとは真逆なタイプだけど、いい子だー…泣。
母子二人暮らしで、自分の人生だけでなく母親の人生のことまで真剣に考えているなんて本当にしっかりした良い子すぎる。
宮原さんと話すことで、お母さんの良い面も知れて本当に良かったですね。
ところでバザーのときもでしたが、ブティックのオーナーさん本当に優しいし頼りがいのある人ですねえ…。
会長さんといい、もちろん藤巻さんもなんですが、ママ友問題でリコちゃんみたいなとんでもない人もいる反面絶対的に信用できる人たちもいるからこの作品は読んでいて安心できる。という部分が大きいです。ストレスだけが強い漫画だと読んでいて楽しめないので…。
遊佐ハルカ先生『うちのごましおさんは完璧すぎる』、個人的に気になっていた他所のお宅でのごましおさんの仕事ぶり!
クッキングスタイルの完璧な防毛(?)ぶりが素敵すぎます…。
チム氏は伝わりにくいけどお母さんもお子さんも愛しているんですね!ほっこり。
もはやツンデレというかツンギレですけどw猫ちゃんと飼い主さんの意思疎通にも一役買うなんてごましおさんだからこそだ…。
夢路行先生『あの山越えて 日・日・天のたより』はバレンタインのお話!
あさひちゃんの博愛ぶり…スゴイ。
仕事人間のまりなちゃんがそのために2日もお休みを取っていることにわたしはすごくやさしさを感じましたよ。
まりなちゃんはべたべたした愛情じゃないけどちゃんと子どもたちのこと愛しているよなあ。
・・・と、思ってたら!?まさかのもうひとりが・・・。
勝くんも正式に日本に帰ってくる前にまさかのなあ~!
大石家がますますにぎやかになる予感しかしませんね。
お年頃の双子ちゃんはまあどう反応していいか…な感じですが、あさひちゃんの博愛ぶりはやはりさすがなのでした。
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次号、エレガンスイブは『凪のお暇』が最終回、フォアミセスは『しあわせは食べて寝て待て』が連載50回とある意味ではどちらも節目といえる号ですね。