三津キヨ先生『わたしのママは真野くんです。』はお付き合い編(?)スタート!
…だからといってイチャイチャしてばっかりじゃなくて、周りの人々も大切にしてくれるのがこの作品の良いところ。
青木くんの真剣な眼差しに対し深く理由までは聞かずとも、茶化さず真剣に応える賀茂さんがやっぱり好き…。
そしてラブラブな真野さん&賀茂さんが見られるのもやっぱり嬉しい!可愛い!
ずっと推している作品だったので、単行本発売本当にめでたい。まだまだ続いてくれたら嬉しいな。
かねもりあやみ先生の『蓮尺さんとあそぼ』、こちらもお付き合いイチャイチャ編かと思っていたら…蓮尺さんの過去のすべてがようやく明らかに。
蓮尺さんとしては復讐を果たせなかったとも言えるけれど、その罪を背負っていくことにならずに良かったとも言えます…。
それでも強い殺意を抱えて生きてきたことはきっと境くんには絶対に知られたくなかったですよね…。
温かい家族と生きてきた境くんには想像を絶するであろう生い立ちの蓮尺さんだけど、寄り添ってあげてほしい…。
核心に迫ってきましたが、完結が近いのかなあ。
すっかり準連載ともいえるシリーズよみきりの新作、田中美菜子先生の『小宮さんは完璧 偉大なる父編』。
小宮さんの完璧さの手本となったご両親に異変が…!?と、まさかのヒップホップダンスにハマるお父さんに最初は笑っていましたが、その陰にあった深い夫婦愛にホロリと。
真面目な小宮さんが周りとなかなかかみ合わない部分にはちょっともどかしさを感じてしまいましたが(小宮さん自身が悪いとはわたしはあまり思わなかったです)、反省したりへこんだりしても変わっていこうとする小宮さんも素敵でした。
フォアミセス 2025年6月号
蒼星きまま先生のよみきり『わたし色のリュック』は真逆なタイプのお母さんたちが出逢い、防災リュックを通して自分を見つめなおすようなお話でした。
丸山さん、マイペースタイプかと思いきや、息子さんのことを真剣に想う一面もあり良いお母さんですね。
そして飯塚さんの選択も、「自分らしさ」に溢れていて素敵でした。
変わっていく、というお話もいいですが自分が大事にしてきた物を改めて見つけるお話というのはまた良いものですねえ。
和田フミ江先生『婚活とミシン』、続きが気になってやきもきしまくっていました…!
なんかこう、すべてが格好つかない(笑)!そんな中年のリアルを通しつつ、でも確かなトキメキも感じました…うおお~!!
絲山さんの過去もまた、とても悲しいものですけれども…。
ふたりの出逢いが、傷を背負ったお互いの人生にとって良いものになることを願ってやみません。
単行本もついに…だけど、電子のみかああああ・・・っ!
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ちひろさん!意外とまめに帰ってきてくれて嬉しい!