エレガンスイブ 2025年11月号



永塚未知流先生『さよならプロローグ』は読みたいと思っていた夫・新平さん視点。
う~んなんというか…会話というか対話が足りなさ過ぎた二人。悲しい。
これはどちらが悪い…とは一概に言えない気がします。
新平さんの自己評価の低さがネックになっているとは思うけど、凜さん側もきちんと伝えてこなかった部分があるのだろうしなあ…。
想いあってはいるふたりなので、何とか幸せを取り戻してほしいです。


近由子先生『だって知っちゃったんだもん!』はフェミニズムをテーマにした読切。
読み始めて難しいテーマだなあ…と思ってしまったのですが、その”難しい”という思いをかみ砕いてくれたような内容でした。
SNSの効果もあり、一人歩きというか、イメージだけ先走ってしまっている言葉でもありますよね。
涼平くんも根がいい人でよかったなと思うし、それでヨリを戻す…というよりはお互い歩み寄って改めて接していく…という終わり方だったのもよかったです。


フォアミセス 2025年11月号



祐木純先生の新連載『風の金継ぎ』がスタート!
『モラハラ夫から逃げるため田舎に移住したらヤバい村でした』完結からひと月空けて早くも新連載とは…祐木先生のバイタリティが凄い!
冒頭からハードな幕開けですが…『モラハラ夫から~』よりもコミカルな部分もありそう。そう感じられるのも風さんの独特なキャラクターが魅力的だからですね~。
金継ぎを通して、ゲストキャラクターの人生に寄り添うようなお話になっていきそうで、そこは『アラ古希弁護士 怜華』に近いかも!?個人的にはその路線大好きなので期待大です!
また一方で、涼美さんと風さんも背負った傷があるでしょうから…少しずつ癒えていくようなお話になっていくといいな~。


上原きみ子先生『いのちの器』は色々と激動ですねえ…!!
この巻数の作品がここにきてこんなにも激動というのは凄いですが、100巻という節目で完結してしまうのでは…という心配も頭をもたげてきます…まだまだ読みたいなあ。
響子先生と優子さん本当にいい母娘だ。産婦人科が舞台の作品だけど、血のつながりのない家族の関係を丁寧に描いてくれる作品でもあるところが素敵なんですよね。
しかし、おいくつなのかと思ってたのですが、晃さん68歳なのか…若々しいなあ~。


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エレガンスイブは次号かねもりあやみ先生の新連載がスタート…なんとお寺ごはんの新作?!
前作(という位置づけでいいのかな?)と関連あるのかな?前作のキャラたちも出てくるのかな…?といろいろ気になります~!